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トピックス

 3月28日に開催されたVCASI公開フォーラム『コーポレーション』について、VCASI主宰者でプロジェクトリーダーでもある青木昌彦氏、VCASIフェローの鶴光太郎氏、中林真幸氏に加えリサーチアシスタントの小野田拓也氏が集まって、今後のプロジェクト展開に向けた「振り返りセッション」を行った(実施日:2009年4月24日)。前回に引き続き、その模様をお伝えする。 

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青木 青木 先のフォーラム終了後に、社会学と経済学の中間でおもしろい仕事をしているドイツのマックス・プランク・インスティテュート社会科学研究所所長ウォルフガング・ストリーク(Wolfgang Streeck)が” Re-Forming Capitalism: Institutional Change in the German Political Economy”という本を送ってくれたのですが、reformingのreの後ろにハイフンが付いているんですね。つまり、もう一度キャピタリズムをフォームするという話。われわれのフォーラムでも議論したことだけれど、…



  2009年6月13日、VCASIでは組み合わせ最適化、数理計画法がご専門の田村明久氏(慶応義塾大学理工学部数理科学科)を迎え、第13回VCASIセミナー「離散凸解析とゲーム理論」を開催した。参加者はVCASIフェローの宇井貴志氏(横浜国立大学経済学部)、神取道宏氏(東京大学経済学部)、小島武仁氏(Stanford大学経済学部)、安田洋祐氏(政策研究大学院大学)をはじめ、応用数学、ゲーム理論、コンピューターサイエンス、数理計画法、数理経済学、論理学などを専門とする実務家、若手研究者、大学院生、学部生などを中心に30名余りに及んだ。 
  発表の前半では、室田一雄氏、田村氏やその共同研究者らによって90年代中頃に産み出された「離散凸解析」と呼ばれる離散数学の新分野の背景と概要が紹介された。後半では、離散凸解析の社会科学への応用例として、ゲーム理論、特にマッチング理論における安定性の存在問題を扱われた。発表と並行して行われた議論では、Fijishige-TamuraアルゴリズムとGale-Shapleyアルゴリズムの関係やFujishige-Tamuraモデルの更なる拡張可能性などについて意見が交わされた。




 2009年5月30日(土)、「インクルーシブな社会を目指した障害者政策の構築」プロジェクト、第1回の研究会が、フェローの川越敏司(公立はこだて未来大学複雑系科学科)を中心に、プロジェクト・メンバーの岡部耕典(早稲田大学文化構想学部)、川島聡(東京大学大学院経済学研究科)、中根成寿(京都府立大学公共政策学部)、佐藤孝弘(東京財団)らにより開催された。
 川越から論文"Economics, Game Theory and Disability Studies: Toward a Fertile Dialogue"の報告、川島から「障害者の権利条約の概要」の報告と討論がなされた後、プロジェクトの今後方向性に関して議論された。ベーシック・インカムなどの所得保障制度や、合理的配慮、自立支援法や介護保険制度などに関連して、応益負担と応能負担の問題などを、障害学・福祉学の視点から問題提起すると共に、経済学による分析を期待するといったことが了承された。
 次回は、7月11日(土)に、岡部、中根がそれぞれの問題意識について発表する予定。




VCASI Quotes

VCASIフェローやスタッフの、心のフックにかかった言葉たちをご紹介します
(リロードするとQuoteがかわります)

Advocates of sociobiology have tended to be politically right-wing, while its critics have tended to be political left. There are many exceptions to this generalization, especially to the first half of it, but few would deny the trend altogether. If sociobiology is simply an impartial enquiry into the facts, what explains the trend? Why should there be any correlation at all between political opinions and attitudes towards sociobiology? This is a tricky question to answer. For though some sociobiologists may have had hidden political agendas, and though some of sociobiology's critics have had opposing agendas of their own, the correlation extends even to those who debate the issue in apparently scientific terms. This suggests, though does not prove, that the "ideological" and "scientific" issues may not be quite so easy to separate after all. So the question of whether sociobiology is a value-free science is less easy to answer than might have been supposed.

Samir Okasha, Philosophy of Science, Oxford University Press, 2002.

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