Language: 日本語 English

General Readings

Author(s): 
ジョセフ・ヒース 著/瀧澤弘和 訳
ISBN: 
4757142366
Published Date: 
Fri, 2013-02-08
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
これまで多くの哲学者や社会科学者たちは,人々が規範に従う理由を,合理的で利己的な諸個人同士のインタラクションによって説明しようとしてきた.本書において哲学者ヒースは,合理性から規範を説明する立場とは正反対に,規範性こそが人間の合理性を支えていることを説得力ある議論で展開する.言語哲学の最近の展開,認知心理学や進化理論の最先端の成果などがわかりやすく解説され,議論の論拠として用いられている.
Author(s): 
鈴木健
ISBN: 
4326602473
Published Date: 
Mon, 2013-01-28
Publisher: 
勁草書房
Abstract: 
「なめらかな社会」が近代をメジャーバージョンアップする。近代民主主義が前提としている個人(individual)という仮構が解き放たれ、いまや分人(dividual)の時代がはじまろうとしている。人間の矛盾を許容して、分人によって構成される新しい民主主義、分人民主主義(Divicracy=dividual democracy)を提唱する。
Author(s): 
青木昌彦 著/谷口和弘訳
ISBN: 
4757122616

 

Published Date: 
Fri, 2011-02-25
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
コーポレーション(会社・組織)の本質と行動を進化多様性のひとつとして理解し、ゲーム理論、制度分析、 認知科学の研究成果を取り込んで展開する、比較制度分析(CIA)の創設者・青木昌彦による企業理論の決定版。 オックスフォード大学のクラレンドン講義で行われたレクチャーをもとに、書き下ろした著者10年ぶりの単著。


推薦文



青木昌彦は,ゲーム理論という「社会数学」を用いて,グローバル化という条件下での多様性の持続を説明する過程で,コーポレート・ガバナンスの深層構造を明らかにしている.深遠で,かつオリジナリティの高い彼の分析は,2008-2009年の金融危機の余波をうけたコーポレート・ガバナンス改革の問題に直接光を投じている.
 
――ケンブリッジ大学法学部教授 サイモン・ディーキン
 
 近年,最高の会社のレベルで,不正,腐敗,財政面での無責任といったことが重なったため,インセンティブの重要性を認識した経済学と,社会規範,会社の道徳的文化の重要性を認識した社会学を同時に組み込んだ,現代株式会社のモデルが急務となっている.青木教授は,企業組織にかんする彼の権威ある知識と,認識論的ゲーム理論における文化の役割についての基礎研究を結合し,コーポレーションの学際的モデルをはじめて生み出した.
 
――サンタフェ研究所教授 ハーバート・ギンタス
 
 本書は,コーポレーションの認知的基礎についての厳密な分析を示した開拓者的な著作である.組織形態の多様性の存在,それらを取り巻く歴史的・政治的・社会的・技術的文脈との関連性についての基本的な洞察を与えている.青木教授が進めてきた多くの研究と同様,われわれの株式会社の見方を大きく変えるであろう.
 
――オックスフォード大学サイード・ビジネススクール学長 コリン・メイヤー
 
 ゲーム理論の言語を用いて,一時点での,そして経時的な,コーポレーションの複雑な制度構造・制度的環境を定式化した開拓者的な貢献.
 
――1993年度ノーベル経済学賞受賞/ワシントン大学セントルイス校教授 ダグラス・ノース
 


刊行にあたって:著者ご挨拶
 
 VCASI の活動から何を学んだか/青木昌彦

 
 本書は2010年にオックスフォード大学出版会から出版されたCorporations in Evolving Diversity: Cognition, Governance,and Institutionsの翻訳ですが、VCASIの活動の一環としての『叢書 制度を考える』(NTT出版)の一冊として刊行されました。この書物は2008年のオックスフォード大学におけるクラレンドン講義を土台としていますが,その内容はその講義を真中に挟んでの4年間、VCASIにおいて行った研究や,そこで得た研究交流に負う所が大きいのです。VCASI の目的は,社会の秩序(ルール、制度)とその進化をよりよく理解するため,学際・世代・地理の壁を越境するコミュニケーションの場を実験するということにありますが、そこではこの4年間,私の専門としてきた経済学とゲームの理論の枠を越えて,認知科学(またその基礎としての脳科学)、進化理論,法理論,社会学、政治学、歴史学、ロボット学などの各分野の最前線で活躍されている研究者たち(VCASI フェロー)と若い世代の社会人・学生たち(VCASI フレンズ)のあいだに、バーチャルとリアルの双方の場で、新鮮な討論がおこなわれてきました。そうした場を通じて、私自身考え,学び得たことが,多く本書に反映されています。以下,それらの諸点を簡単に取りまとめてみたいと思います。
 
 第一に,私が学術書として最初70年に発表した『組織と計画の経済学』(岩波書店刊)は,ある与えられた目的を達成する仕組み(メカニズム)が、技術の性格(外部性、規模の経済性など)次第で、どのように市場と組織の間に振り分けられるか,を主題としていました。本書はそうした考えの延長線上に,では、なぜ企業は,コーポレーションという永続的で自己規制的な組織のかたちをとって現れるのかという問題を、その「集合的認知」のシステムという側面に焦点を当てて考えてみました。こうした視点は,企業を一つの「情報システム」として捉えるというアプローチにも連なるともいえますが,その真の狙いはコーポレーションという経済組織の本性の理解に、狭い意味での技術や情報の要請,カネによる支配という客観的要素に替えて、認知という、すぐれて人間的な要素を取り戻すことにあります。そして、集団的な認知システムにおける株主,経営者,従業員(広い意味での労働者)のそれぞれの役割と潜在的貢献の組み合わせ方によって,コーポレーションのアーキテクチャとガバナンスには原理的には5つの基本型があること,そしてそれは最近まで正統派の経済・法・金融理論が主唱してきた株主支配型という理念型にのみ還元しうるものではないことを明らかにしました。それによって,コーポレート・ガバナンス論における株主主権説と複数のステイクホルダーによる信託説という二つの対立した伝統的な考えが,それぞれ相対化されることになります。認知論的な見方の重要性について藤井直敬(理化学研究所)、山岸俊男(北海道大学)、谷淳(理化学研究所)、事業会社を越えてさかのぼるコーポレーションズの歴史的な意味を考える上で源河達史(新潟大学)、池上英子(New School for Social Research), 季衛東(上海交通大学),中林真幸(東京大学),酒井啓子(東京外国語大学)、コーポレート・ガバナンスをめぐって池尾和人(慶応義塾大学),谷口和弘(慶応義塾大学)、宮島英昭(早稲田大学),岡崎哲二(東京大学)、鶴光太郎(経済産業研究所)の各フェローから様々な示唆を得たことを記したいと思います。
 
 第2に、企業組織を「集合的なチーム」、あるいは「合理的主体間の契約関係」として見ることには,根本的に両立不可能な対立があるのか、という問題を考えてみました。このふたつの見方は,伝統的な社会学的アプローチと経済学的アプローチの対立に関わるとも言えましょう。84年に出版した『現代の企業』(岩波書店刊)では,会社企業組織の目的が、どのように株主と従業員の個別利益の葛藤(競争)と折り合い(協定)を通じて浮かび上がってくるか,をテーマとしていました。さらに特定化して言えば,もし企業の成員のあいだに(ナッシュ解の意味で)公平性についての同意が成り立つならば,企業の目的は、企業組織成員の個別的利益の比重づけられた和として表現できることを明らかにしたのです。しかし、株主や従業員が,会社の成長、雇用保障や社会貢献などについて異なった評価を持つ場合には,そうした最大化は企業成員の個別的な利己的行動を約束によって拘束することを必要とします。このように個々のプレイヤーが互いの約束事にコミットしうることを想定した「協調ゲーム理論」にたいし、80年代から90年代にかけて「非協調ゲーム理論」にもとづく,企業理論が主な流れになりました。後者は,個々のプレイヤーの利己的な動機にもとづいて約束事(契約)が事後的に覆されることがないような解を明示的に求めるアプローチです。企業の文脈では,株主を主人(プリンシパル),経営者・労働者をその代理人(エージェント)とするプリンシパル=エージェントの契約理論によって、企業行動が説明されることになります。しかし、こうした個別的な契約関係の背後には,何らかの共通の理解が後ろ盾になっているということはないでしょうか。最近のゲーム理論は、次のことを明らかにしています。すなわち、組織成員の間で移転可能な組織成果の分配について公平性の観念が共有されるならば,個々の組織参加者が各々の個人的物質的利得を追求するよう行動することによって得られる結果は、彼らが同一の目的、すなわち企業のチームとしての利益、を最大化することと同値になるということです。つまり,企業がチームとして成り立つことと,個人が利己的な物質的利益を追求するという想定とが矛盾しないところの、根底的な社会的条件が明らかにされたわけです。もちろん共有されうる公平性の観念は,歴史的に形成される共有知識としての文化および経済・政治・社会の構造の進化に依存しますが,一般的に言って,企業組織は単に効率性追求の道具としてのみあるのではなく,社会関係的な組織としてもありうるということが示唆されるのです。本書ではさらにコーポレーションをも越えた社会秩序一般にとっても,集合的視角と個人主義的視角は必ずしも相反するものではなく,補完的でありうる構造を明らかにしようと努めています(特に第4章)。著者のゲーム理論にかんする理解を深めてくださった点で、神取道宏(東京大学)、金子守(筑波大学)、川越敏司(はこだて未来大学)、小島武仁(Stanford University),松井彰彦(東京大学)、西條辰義(大阪大学)、宇井貴志(横浜国立大学)、安田洋佑(政策研究大学院),また社会のルールの二面性(社会性と個別性)についての議論の相手をしてくださった瀧沢弘和(中央大学)、山岸俊男(北海道大学)の各フェロー、および藤谷武史(北海道大学)、成田悠輔(東京大学)氏に感謝したいと思います。
 
 第3に、本書は、市場を越えた政治や社会関係という文脈におけるコーポレーションの行動をも、ゲーム理論的に明示的に扱おうと試みています。そうすることによって,ダグラス・ノースらの新制度学派や過去十年間支配的な影響力を持ったアンドレイ・シュライファーの法起源論が主張したような、コーポレーションは国家と法による第三者支配によってはじめて成り立つ、という見方から距離を置きます。コーポレーションと国家の形態は,むしろ相互作用しつつ共進化すると見るべきだからだとおもうからです。また、コーポレーションによる社会関係資本の蓄積という概念を導入することによって,会社の社会的責任(CSR)プログラムへの積極的な参加が,どのような経済的、社会的、政治的意味を持つか,の分析をも試みました。これらの分析は、基本的には2001年に出版した 『比較制度分析に向けて』において構想した制度分析の枠組みに依拠しています。しかし、コーポレーションを「集団的認知」のシステムとしてみるという考えと並行的に、制度一般をも、社会の秩序としてのゲームのプレイのしかたに対する「共通認知」を人々の間に生み出す外的表象=集合的な外的認知資産としての側面をより強調することにより、01年の著書の内容をさらに一歩進めることが出来たと自負します。制度の超学際的(trans-disciplinary)な理解にかんしては,橋本敬(北陸先端科学技術大学院)、Carsten Herrmann-Pillath (Frankfurt School of Finance and Management),加藤淳子(東京大学),河野勝(早稲田大学)、大屋雄裕(名古屋大学),鈴木健(東京大学),山岸俊男(北海道大学)各フェローとの対話から多くのことを学びました。
 
 第4に,以上のような一般理論的な考察をバックグラウンドにして、本書最終章では,日本のコーポレート・ガバナンスのランドスケープについての独自の解釈を試みています。そこでは、日本の状況を基本的に制度変化の過渡期における徴候として理解しようとしています。日本のデータについては,VCASIに先立つ経済産業研究所時代の共同研究における宮島英昭氏の業績に多くよっていますが,さらに現状理解を深めるうえで、Gerald Curtis (Columbia University),玄田有史(東京大学)、久米郁男(早稲田大学),宮崎広和(Cornell University),守島基博(一橋大学)、寺西重郎(日本大学)、鶴光太郎(経済産業研究所),山口一男(University of Chicago)各フェロー、および清水真人氏(日本経済新聞)との対話が大いに有意義でした。
 
 このように本書をVCASIでの研究成果物の一つとして、読んでいただけるならば大変に幸いです。
Field Body: 
 
Author(s): 
トーマス・K. マクロウ(著) 八木 紀一郎 (訳), 田村 勝省 (訳)
ISBN: 
4903532445
 
Published Date: 
Wed, 2010-12-01
Publisher: 
一灯舎
Abstract: 
本書はシュンペーターの数少ないが特異な伝記である。狭い意味でのシュンペーターの経済思想を扱うものではなく、波乱に満ちた人生と、様々な分野を統合して資本主義を徹底的に追求し理解しようとするシュンペーターの正にすさまじい生き方を描いている。本書の特徴は、シュンペーターが資本主義の本質を革新(イノベーション)としてとらえ、終生その研究に没頭し多くの大著を著したその過程と、その間に彼を支え続けた女性や同僚達について詳しく書かれていることである。また、著者はシュンペーター自身だけでなく親しかった人達の日記や手紙、写真等を豊富に引用して、シュンペーターが生きた時代をリアリティをもって詳細に描き出している。著者は、たいへんな知日家だった最後の妻のエリザベスが、アメリカによる対日経済制裁は日本の戦線を拡大すること(真珠湾攻撃)を予告し、そのためFBIからスパイとしてつけねらわれたことも取り上げている。シュンペーターの資本主義の捉え方は、戦後の日本の経済発展、今日のアメリカ資本主義の停滞と没落、中国など新興国の発展、そして今後の日本の方向を考える上で役立つだろう。著者のトーマス K.マクロウは1985年に歴史部門でピューリツアー賞を受賞している。また原著書はヘイグリー経営史最優秀出版賞、ジョセフ・J・シュペングラー経済学史賞、国際シュンペーター学会賞を受賞した好著である。 (amazon/「BOOK」データベースより)
Field Body: 
 
Author(s): 
山岸 俊男 (著), メアリー C・ブリントン (著)
ISBN: 
4062880733
 
Published Date: 
Sat, 2010-10-16
Publisher: 
講談社
Abstract: 
安心・安全の「落とし穴」。労働市場・教育・男女の不平等など動きが止まってしまった日本社会の問題点。言葉を使わない、セカンドチャンスがない―実は日本のほうがアメリカよりリスクが高い。日米を代表する研究者二人が日本人の「心と知性」を読み解く。
Field Body: 
 
Author(s): 
玄田 有史 (著)
ISBN: 
4004312701
 
Published Date: 
Thu, 2010-10-21
Publisher: 
岩波書店
Abstract: 
 希望は与えられるものではない、自分たちの手で見つけるものだ! でも、どうやって? 希望が持ちにくい時代に、どこから踏み出せばよいのだろう? 著者が出会った、たくさんの声に耳を澄ませて、希望をつくるヒントをさがし出す。「希望学」の成果を活かし、未来へと生きるすべての人たちに放つ、しなやかなメッセージ。
Field Body: 
 
Author(s): 
日本経済学会 (編集)
ISBN: 
4641163596
 
Published Date: 
Fri, 2010-10-08
Publisher: 
有斐閣
Abstract: 
経済学はどこからやってきて,どこへ向かうのか。戦前に創設された日本経済学会。75年に及ぶ学会の歩みを貴重な資料と膨大なデータから丹念にたどりつつ,日本の経済学発展の軌跡を描き出すとともに,現在の経済学はどこに向かっていくのか,最前線の理論・実証研究と学史的考察から展望する。 
Field Body: 
 
Author(s): 
川人 光男 (著), 山岸 俊男 (著), 唐津 治夢 (著), 大隅 典子 (著), 武田計測先端知財団 (編集)
ISBN: 
4759803874
 
Published Date: 
Wed, 2010-09-01
Publisher: 
ケイディーネオブック
Abstract: 
脳科学や社会科学の最先端では、どのような研究が進められ、社会への応用はどのように進んでいるのか?そこから見えてくる脳に関する「確からしいこと」は何だろうか。 
Field Body: 
 
Author(s): 
酒井啓子
ISBN: 
4062880539
 
Published Date: 
Wed, 2010-05-19
Publisher: 
酒井啓子
Abstract: 
パレスチナ問題、イランのゆくえ、イスラーム主義、インターネットなどメディアの影響……。「中東」と呼ばれる地域のニュースは、背景が複雑で理解しにくいと言われます。著者も、大学での授業や、一般向けの講演などを通して、その困難さを感じてきました。なんとか「手がかり」となる本ができないか……。本書は、これらのさまざまな問題を、国際政治と現代史の枠組みのなかで理解することを狙いとした新書です。
Field Body: 
 
Author(s): 
松井彰彦
ISBN: 
4480688382
Published Date: 
Wed, 2010-04-07
Publisher: 
筑摩書房
Abstract: 
 
Author(s): 
池尾和人
ISBN: 
4480065296

 

Published Date: 
Wed, 2010-02-10
Publisher: 
筑摩書房
Abstract: 
金融のビジネス・モデルに大きな変革が求められている今、第一人者が金融を原点から考え直す。情報とは何か、信用はいかに創り出されるのかといった、金融の本質に鋭く切り込み、平明かつ簡潔に解説した定評あるロングセラー『現代の金融入門』を、金融危機の経験を総括すべく全面改訂。アメリカの金融におけるリスク取引の功罪を明らかにし、金融システムの安定に必要な規制・監督の仕組みを考察。あわせて、資産価格バブルと非伝統的な金融政策の効果についても検討する。
Field Body: 
 
Author(s): 
山岸俊男、吉開範章
ISBN: 
4757102666
Published Date: 
Wed, 2009-10-07
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
この本は、これからの社会で暮らす私たちの生き方についての本であると同時に、社会秩序の作り方についての本です。これからの日本社会をどのように作って いくかと同時に、これから私たちが作っていく社会の中で、私たちはどのように生きていくのだろうかといったことを考えるきっかけになれば、という思いで書 かれています。

この本のもとになったのは、第3章で紹介しているネットオークション実験です。この実験を始めたのは、知らない人たちの間 で取引を行うネットオークションには、これからの社会が凝縮したかたちで詰まっていると考えたからです。これまでの社会では、閉じた関係性の中で「評判」 が社会秩序を維持するのに大きな役割を果たしてきました。しかし、ネット社会のような開かれた社会では、どうでしょうか? どのような評判システムが有効で、今後の課題は何なのでしょうか? 実験の結果、多くのことがわかってきました。

本書では、「安心社会」 から「信頼社会」への移行を提唱してきた著者が、これらの実験結果、あるいは最近の急速な技術(情報通信、脳科学、認知科学)の進歩を背景に、「新しい安 心社会」とも呼びうる将来の社会の姿を描き出します。はたして、この「新しい安心社会」は、人類にとって祝福となるのでしょうか? それとも呪いとなるのでしょうか?
Author(s): 
藤井直敬
ISBN: 
4757160429
Published Date: 
Tue, 2009-05-05
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
脳科学の行く手には、大きな壁がある。技術の壁、スケールの壁、こころの壁、社会の壁である。たちはだかる大きな壁に対して、脳科学者はどのように問題を解決しようとしているのか。自由意志や社会的適応、ココロの理論、あるいは脳科学の実験環境や、話題のブレイン‐マシン・インターフェイスなども押さえながら、「脳と社会」の関係性から脳の解明を目指す。

★第63回 毎日出版文化賞 自然科学部門 受賞★

★池谷裕二氏、茂木健一郎氏も絶賛★

閉塞の危機に瀕する脳科学。そこに立ち向かう熱い良心。未来の脳研究界を着実に見渡したい人には必読の本だろう。(池谷裕二)

ここには脳科学に関する「本当のこと」がある。斯界の若きスターから繰り出される直球勝負。
真理探究への燃え上がる情熱。とてつもない本が誕生した。(茂木健一郎)
Author(s): 
Toshiji Kawagoe and Akihiko Matsui
日付: 
Wed, 2009-05-27
Abstract: 
This paper studies the notion of inclusive communities by applying economics and game theory, which quickly became the standard analytical tool in economics over the last decades, to disability studies. First, we give a brief overview of basics of economics and game theory. In this step, we explain some key related concepts in game theory, strategic complementarity and network externality, that make a departure from the standard price theory, which by itself responds to some of the misguided criticisms against economics such as the market fundamentalism and the supremacy of rational agent in economic analysis. Economics affirms a modern view of human, such as an autonomous, rational decision-maker. So we would like to ask whether or not economics can have a fertile dialogue with disability studies that seems to deny this view, and if the answer is in the affirmative, then how. Although the importance of the right of self-determination is followed naturally by this view, we have to admit that any human in reality has no such cognitive/computational capacity to do so. Rather, humans in reality are influenced from surrounding socio-cultural environments and develop some boundedly rational behavior or blindly follow established conventions to resolve many problems they face. We explain a recent game theoretic attempt in which, in the first place, discrimination emerges as an equilibrium even if there is no inherent factor for that, and next, if one tries to understand such an equilibrium based on one’s limited experiences, then prejudices may emerge. The endogenous emergence of stigma is explained. Finally, as we point out that the advocacy of self-determination in disability movement leads to liberalism and it can be oppressive for people with mental and intellectual disabilities, we state that overcoming modern view of human rights in disability studies is necessary for establishing inclusive communities.
Author(s): 
猪木武徳
ISBN: 
4757141025
Published Date: 
Fri, 2009-04-10
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 

この複雑な時代に、「教養の伝達」の場となる大学の役割とは何か? 本書で著者が試みたのは、「難問山積といわれ、若い人たちが魅力を感じなくなってきている日本の大学の現状に、反省をこめて対応しようとするときの、一つの指針を探ること」である。長年にわたり大学教育の場に身をおいてきた著者が、日本の高等教育と研究活動が孕む問題を縦横無尽に論じ、大学のあるべき姿とは何かを真摯に考える。大学関係者、必読の書。

Author(s): 
選書出版部(編集)、酒井啓子、谷口功一(著)
ISBN: 
4062152223
Published Date: 
Fri, 2009-01-30
Publisher: 
講談社
Abstract: 
「政治」とは何かを問う渾身大特集! 本格思想誌として好評の第6号は、「政治」を考え直す大特集。世界不況もオバマも麻生・小沢も、その根源にある「政治」から脱構築しないと始まらない
Field Body: 

Author(s): 
池尾和人、池田信夫
ISBN: 
4822247236
Published Date: 
Thu, 2009-02-19
Publisher: 
日経BP社
Abstract: 
日本の知的レベルの劣化については、既に多くの識者が警鐘を鳴らしている。未曾有の世界同時不況に直面した現在、各国の対応を見てみると、彼我の「格差」がよくわかる。各国の政治家、官僚、学者、そしてマスメディアは何を問題とし、どんな論議をしているのだろうか。それに対して、わが日本は?
ケインズは『一般理論』の結びで、世の政治家や実業家は何十年も前の古い経済思想の奴隷であると書いた。本書は、「市場原理主義」か否かといったメディアが好む粗雑な議論を排し、世界標準となっている経済学の知識をわかりやすく政治家、官僚など政策に携わる人々に提供しよう狙いで、2008年末に4回にわたる対談を行い、緊急にまとめたもの。
池田氏が主に聞き手となり、池尾氏が講義するという形になっている。
内容は今回の経済危機の分析だけにとどまらず、マクロ経済学の新しいコンセンサス、エージェンシー問題、コーディネーションの失敗、政策の時間整合性など経済学的知見をフルに活用して、日本の「失われた10年」の原因分析も含めて説明している。
Field Body: 

Author(s): 
ポール・オームロッド
ISBN: 
4152083697
Published Date: 
Sat, 2001-09-01
Publisher: 
早川書房
Abstract: 
経済成長や景気循環などの経済学的に重要な概念を例に、これまで正統派経済学によってなされた誤りを検証し、科学的な態度から政府が真に取るべき景気対策を示す。イギリスで最も注目されたエコノミスト、ポール・オームロッドが、社会・経済を複雑系としてとらえる新しい見方を提示した話題の経済書。
Field Body: 

Author(s): 
兪炳匡
日付: 
Wed, 2008-11-19
Abstract: 
「医療政策―新政権への緊急提言」の第4回目は、ニューヨーク州ロチェスター大学医学部地域・予防医学科助教授/兪 炳匡(ゆう・へいきょう)氏のご登場です。つい先日、オバマ氏が大統領選挙で圧勝し、共和党から民主党への政権交代が起きたアメリカ。在米の兪氏からは、大統領選直前の10月末にお話しをおうかがいしました。

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Author(s): 
大屋雄裕
ISBN: 
4480063803
Published Date: 
Sat, 2007-09-01
Publisher: 
筑摩書房
Abstract: 

Field Body: