Language: 日本語 English

哲学/論理学

First Name(English): 
Koichi
Last Name(English): 
Taniguchi
Speciality: 

法哲学

Interests: 

公共性、立法学、(郊外)コミュニティと市場、金融とデモクラシー

Recent Thoughts: 

ここ数年間は、「立法学」研究の展開に多くの時間を割いて来ており、それは今後も継続する予定ではありますが、ごく最近の関心は、大きな括りで言うと「グ ローバライゼーション」と、それに伴う様々な現象ということになります。ただ、現在見られるグローバライゼーション論の多くとは異なり、その趨勢が押しとどめる事は出来ないもの(しかも肯定し得るもの)であること、しかし、「国家」は依然として重要であり続けること---それらの視点の下で、具体的には 「共同体と市場の関係」や「金融とデモクラシー」といった形での研究も行ってゆきたいと考えています。「市場と共同体の関係」に関しては、下記の『RATIO』、『理想』、『岩波講座哲学』所載の3つの論攷の中で有機的連関を持った議論を試みていますので、そちらを参照して頂ければ幸いです。

Publications: 
  • 谷口功一「公共性概念の哲学的基礎・序説」(『国家学会雑誌』第114巻5・6号、有斐閣、2000年)
  • 谷口功一「ジェンダー/セクシュアリティの領域における公共性へ向けて」(『思想』第965号、岩波書店、2003年)
  • 谷口功一「立法過程における党派性と公共性」(井上達夫編『公共性の法哲学』ナカニシヤ出版、2006年)
  • 谷口功一「議会における立法者、その人間学的基礎」(『ジュリスト』No. 1369、有斐閣、2008年)
  • 谷口功一「ショッピングモールの法哲学:「市場」と「共同体」再考」(『RATIO』 06号、講談社、2009年)
  • 谷口功一「国家と故郷のあわい/断片」(『理想』682号、理想社、2009年)
  • 谷口功一「市民的公共性の神話/現実、そして」(『岩波講座 哲学』第10巻、岩波書店、2009年)
Affiliation: 
首都大学東京

第4回VCASIセミナー『発話行為と対話的意図』

日時: 
≪前半≫2008年9月8日(月)17時から  ≪後半≫2008年9月12日(金)17時から
場所: 
日本財団ビル3階 東京財団A会議室
発表者: 
太田勇希氏(言語哲学、宗教哲学、美学/英国Oxford大学大学院哲学部;Friend of VCASI)
コーディネーター: 
成田悠輔氏(VCASI研究助手)
概要: 
太田氏の論文"PerformingSpeechActs:OntheDialogicalStructureofIllocutionaryIntention"を糸口に、関連する言語哲学、分析哲学の現代的潮流について前後半に渡り解説していただきます。

 

 

First Name(English): 
Takehiro
Last Name(English): 
Ohya

 

Speciality: 

法哲学

Interests: 

法解釈の必然性・客観性、情報化に伴う法・政治システムの変容、監視社会における個人の形成

Recent Thoughts: 
情報・資本・有体物と進展したグローバル化によって、国民国家とそれに参画する市民という、従来自明視され我々の法・政治システムの基礎と捉えられてきた枠組がどのように変化するのかを考えたいと思っています。特に、国家の統治能力が相対的に低下するなかでその対象である主体との関係がどのように変わっていくのか、また自律的で自己決定的な個人という幸福な擬制に代わる社会の基本的な構造があり得るのか、あったとしてそれは幸福なものであり得るのかといったことを考えています。
Publications: 
Recent Works: 
  • 大屋雄裕「分散する規制、分散する主体」『Mobile Society Review 未来心理』11号、NTTドコモ モバイル社会研究所, 2008年3月, pp. 6-13.
  • 大屋雄裕「電子化された社会とその規制」「電子化された社会と法制度」渡部明・長友敬一 他『情報とメディアの倫理』(シリーズ〈人間論の21世紀的課題〉第7巻) 第3章・第4章、ナカニシヤ出版, 2008年7月, pp. 50-74.
Affiliation: 
名古屋大学 大学院法学研究科

日時:       9月15日(月)16時から
場所
:       日本財団ビル3階A会議室

日時:      ≪前半≫ 9月8日(月)17時から
              ≪後半≫ 9月12日(金)17時から
First Name(English): 
Hirokazu
Last Name(English): 
Takizawa
Speciality: 

経済学

Interests: 

比較制度分析,社会規範,言語哲学,プラグマティズム

Recent Thoughts: 

われわれの作る制度は,ある程度固定的な「仕切り」を設けてコーディネーション・コストを低くしている一方で,つねにある程度の仕切り横断的なコーディネー ションやコミュニケーションを許容して,仕切りを自己修正するメカニズムを備えており,それによって制度進化のダイナミズムを保持しているように思われ る.この一般的なスキーマが持つロジックの含意をどのように具体的な分析に結びつけていったらよいかを考えている.

Publications: 
  • Aoki, M. and H. Takizawa (2002), "Information, Incentives, and Option Value: The Silicon Valley Model," Journal of Comparative Economics, Vol. 30, pp.759-786.
  • Takizawa, H. (2003), "Property Rights and the New Institutional Arrangement for Product Innovation in Silicon Valley," in Laixiang Sun, ed., Ownership and Governance of Enterprises: Recent Innovative Developments, Palgrave/Macmillan.
  • Kawagoe, T. and H. Takizawa (2008), “Equilibrium Refinement vs. Level-k Analysis: An Experimental Study of Cheap-talk Games with Private Information,” forthcoming in Games and Economic Behavior.
  • 奥野正寛・瀧澤弘和・渡邊泰典(2007),「人工物の複雑化と製品アーキテクチャ」,『経済学論集』,第73巻,第3号,pp.103-129,東京大学経済学会.
Affiliation: 
中央大学、東京財団
First Name(English): 
Ken
Last Name(English): 
Suzuki

 

Speciality: 

情報社会学

Interests: 

ソーシャルウェア,電子貨幣論,コンピュータを用いた制度設計

Recent Thoughts: 

コンピュータの登場によって社会システムがどのように変化するのか、貨幣システム、法システム、安全保障システムを中心に考えている。また、身体性の変容を 建築と認知科学の視点から探求していきたいと考えている。

Publications: 
  • 鈴木健『なめらかな社会とその敵―PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』(勁草書房、2013年)
  • 鈴木健、井上智洋「第三章 制度進化としての伝播投資貨幣」(西部忠、橋本敬、安富歩他「進化経済学のフロンティア」所収、日本評論社、2004年)
  • 鈴木健「第四章 ネットコミュニティ通貨の玉手箱」(柄谷行人、浅田彰、村上龍、坂本龍一他「NAM生成」所収、太田出版、2001年)
  • Ken Suzuki "How Does Propagational Investment Currency SYstem Change the World ?" Proceedings of IEEE 2004 Symposium on Applications and the Internet-, pp9-15, 2004
Recent Works: 

 

Affiliation: 
東京大学大学院総合文化研究科、東京財団
First Name(English): 
Toshiji
Last Name(English): 
Kawagoe
Speciality: 

実験経済学

Interests: 

限定合理性、規範形成、科学哲学、言語哲学、障害学

Recent Thoughts: 

合理性の階層モデルについて研究している。これ まで虚偽的コミュニケーションにおける真実バイアスの説明に成功している。障害学では、合理的配慮の提供やベーシック・インカム、障害者雇用などを経済学 で分析している。慣習とは区別されるところの制度や規範について検討している。他人が同じ規範に従っていることをどのように知ることができるのか、また、 規範を制定した人の意図を超えて規範が作用するといった現象をどのように説明するのか、ゲーム理論の観点から研究をしている。

Publications: 
  • キャシー・ブラック著, 川越敏司・飯野由里子・森壮也訳, 『癒しの説教学~障害者と相互依存の神学』, 教文館, 2008年8月
  • 川越敏司「経済学と障害学は対話できるか?」, 『障害学研究』(明石書店), 第4号, 33-62, 2008年.
  • 川越敏司「自閉症と教会1」、新教出版社「福音と世界」第62巻10号, pp.39-46, 2007年10月号.
  • 川越敏司「自閉症と教会2」、新教出版社「福音と世界」第62巻11号, pp.51-57, 2007年11月号.
  • D.フリードマン・S.サンダー著, 川越敏司・内木哲也・森徹・秋永利明訳,『実験経済学の原理と方法』,同文舘出版
  • スティーブン・ブラムス著, 川越敏司訳,『旧約聖書のゲーム理論 ゲーム・プレーヤーとしての神』,東洋経済新報社
  • 川越敏司,『実験経済学』, 東京大学出版会
Recent Works: 

 

活動

北海道障害学研究会主催
http://www.fun.ac.jp/~kawagoe/disability.html

Affiliation: 
公立はこだて未来大学
First Name(English): 
Wei-Dong
Last Name(English): 
Ji
Speciality: 

法社会学

Interests: 

市場化と法治モデル、ネオ手続主義的憲政設計、中国の秩序原理と裁判制度

Recent Thoughts: 

アジア的、なかでも中国的「規範の場」において均衡点を探り出すための相互作用の動態が、実存と当為の間に競合する諸要素の組合せパターンに対する集団的選 択の連続行為として捉えられ、それは、M. Weber がいう「呪術の園」をなすものでもなければ、R. Ungerの「慣習法vs.官 僚法」構図のなかに納めきれるものでもないと思います。パンデクテン型の整合的法体系と異なるような、多元化したかかる均衡体の背後には、社会の規範秩序 に関する複雑系のような制度設計が見え隠れすると言ってもいいでしょう。そのメカニズムを解明し、かつ「二重の不確実性」という厄介な状態から離脱できる 方途を模索していくのは当面の研究課題としています。

Publications: 
  • 『法治秩序の構築』(北京:中国政法大学出版社、1999年)
  • 『超近代の法――中国法秩序の深層構造』(京都:ミネルヴァ書房、1999年)
  • 『現代中国の法変動』(東京:日本評論社、2001年)
  • 『憲政新論――グローバル化時代の法と社会変遷』(北京:北京大学出版社、2002年;増補版、2005年)
  • 『中国的裁判の構図――公論と履歴管理の狭間で進む司法改革』(東京:有斐閣、2004年)
  • 『法手続の意義』(北京:中国法制出版社、2004年)
  • 『正義思考の軌跡』(北京:法律出版社、2007年)
  •  
Recent Works: 
  • 『秩序と混沌の臨界』(法律出版社、2008年)
  • 『制度の軌道転換』(浙江大学出版社、2009年)
Affiliation: 
上海交通大学
First Name(English): 
Takenori
Last Name(English): 
Inoki
Speciality: 

経済学

Interests: 

労働経済学、デモクラシーと市場、公と私の問題

Recent Thoughts: 
  1. 社会科学における「ミクロの行動原理」と「マクロの集計的な現象」の関係について、その相反関係、社会秩序の形成と崩壊の論理構造に関心を持っている。
  2. デモクラシーのもとにおいて、中間的な組織の果たす役割と秩序形成にとってのプラス要因とマイナス要因。
  3. 「公」と「私」という概念は歴史的に、古今東西いかなる生成のプロセスを持つのか?それはどのような社会的な条件によって制約され、規定されているのか?
  4. モデル分析の有効性とストーリー・テリングの役割について、文学と社会科学の分業と協業関係を具体的に取り上げながら考えたい。
Publications: 
  • Aspects of German Peasant Emigration to the U.S.: 1815-1914, Arno Press, N.Y. 1981.
  • Skill Formation in Japan and Southeast Asia (co-authored with K. Koike), Univ. of Tokyo Press, 1991.
  • 『経済思想』(モダン・エコノミックス24、岩波書店、1987年) (ハングル版 Chajak Academy Publishers, 1996年).(中国語版[金洪云・洪振叉峰訳]、三朕書店、2005年)
  • 『自由と秩序―競争社会の二つの顔』(中央公論新社、2001年)
  • 『経済成長の果実』(『日本の近代』第7巻、中央公論新社、2000年)
Recent Works: 
  • 戦間期日本の社会集団とネットワーク デモクラシーと中間団体』(編著)(NTT出版、2008年)
  • ”Two or three problems concerning social stability and our measures of welfare: What can economists learn from other social sciences?”, The Japanese Economic Review, Vol. 59, No. 1, March 2008.
  • ”New technology and demand for educated workers: The experience of Japanese manufacturing in the era of high-speed growth”, Journal of the Japanese and International Economics, 20, (joint with Y. Ueshima and T. Funaba), 2006.
  • 『文芸にあらわれた日本の近代―社会科学と文学のあいだ』(有斐閣、2004年).
  • 『高度成長』(『日本経済史8』安場保吉氏と共編著、岩波書店、1989年) (中国語版、三朕書店、1997年、英語版 Oxford U.P.より準備中).
Affiliation: 
国際日本文化研究センター

第1回VCASIセミナー 『了解的コミュニケーション」と「共同的コミュニケーション」の社会理論 ―― ハーバーマス「コミュニケーション的行為」論の進化心理学的再構成』

日時: 
2008年4月21日 16時半から18時
場所: 
日本財団ビル3階 東京財団A会議室
発表者: 
上柿崇英氏(東京農工大学大学院;friend of VCASI)
概要: 
ハーバーマスの「コミュニケーション的行為論」の中では、コミュニケーション類型として、「成果志向のコミュニケーション」、「了解志向のコミュニケーション」が区別される。今回の報告では、なぜこの二つの様式が区別されうるのか、また、この区別を行うことによって、ハーバーマスの社会理論をどのように組み替えることができるのか、という論点について、進化心理学的な視点を導入しながら考えてみてみたい。

 

VCASI公開研究会『社会のルールについてII』

日時: 
2008年3月29日(土) 13時から1時
場所: 
日本財団ビル 2階A会議室
発表者: 
瀧澤弘和氏(多摩大学;VCASIフェロー)
橋本敬(北陸先端科学技術大学院大学;VCASIフェロー)
成田悠輔(VCASI助手)
概要: 

去る2008年1月26日に開催された公開研究会『社会のルールについてⅠ』の議論を深めること、そして下記3つのレポート・セッションで提示される具体的な内容を手掛りに一般的なイシューについて討論することを目的に、『社会のルールについてII』を開催する。
ジョーゼフ・ヒース
        規範の合理的説明.
        信念,選好,規範などに関するディスコースの体系を通じた制度変化.
橋本敬
        制度を所与にした行動と制度選択との間のインタラクション.
ハーバート・ギンタス
        相関均衡としての社会規範.
        ゲームの均衡プレーに対する(nearly)必要十分条件としての共通事前分布の仮定の解釈.

タイムテーブル:
13:00-13:15 イントロダクション(瀧澤)
13:15-13:30 レポート・セッションα(瀧澤 on ジョーゼフ・ヒースの社会規範理論)
13:30-14:05 ディスカッション・セッションα(コーディネーター:青木)

さる1月26日土曜日の午後

VCASI公開研究会 『社会のルールについて』

日時: 
2008年1月26日(土) 13時から18時
場所: 
東京大学本郷キャンパス 経済学部3番教室
発表者: 
青木昌彦 (スタンフォード大学;VCASI主宰)
松井彰彦 (東京大学;VCASIフェロー)
川越敏司 (公立はこだて未来大学;VCASIフェロー)
山岸俊男 (北海道大学;VCASIフェロー)
瀧澤弘和 (多摩大学;VCASIフェロー)
橋本敬  (北陸先端科学技術大学院大学;VCASIフェロー)
概要: 

●13:00-13:10
主宰挨拶---VCASIの紹介と研究会の趣旨説明---

●13:10-13:55 青木昌彦(比較制度分析)
「社会的ルールの変化」