Language: 日本語 English

実験社会科学

第3.5回(臨時)学校選択制デザイン研究会『Tokyo学校選択制メカニズム』

日時: 
2008年12月9日(火)13:00から
場所: 
日本財団ビル2階 第1会議室
発表者: 
友枝健太郎氏(東京大学大学院)
佐藤孝弘氏(東京財団)
概要: 
メカニズムデザイン理論やマッチング理論の学校選択制への応用に関する最新の学術論文の輪読を通じ、実際に全国各地で導入が進められている学校選択制について現状分析や政策提言を行なっていく上でのひとつの理論的基礎を身につけると同時に、必要に応じてそれらの理論に基づくアプローチの限界や補完的アプローチの可能性について検討することを目指します。
臨時開催となりました第3.5回の今回は、以下の文献に関する報告です。
  1. 「日本の学校選択制における制度設計---マッチング理論を用いた分析---」(友枝氏)
  2. 「地方自治体の現状について」(佐藤氏)

内外の実務家、研究者、学生の皆様のご参加を広く歓迎いたします。参加を希望する方は下記のアドレスへメールをお送りください。

event_at_vcasi.org

なお、学校選択制デザインプロジェクトの詳細については学校選択制デザインプロジェクトウェブサイトでご確認ください。

第3回学校選択制デザイン研究会『New York学校選択制メカニズム』

日時: 
2008年12月2日(火)13:00から
場所: 
日本財団ビル3階 A会議室
発表者: 
友枝健太郎氏(東京大学大学院)
概要: 
メカニズムデザイン理論やマッチング理論の学校選択制への応用に関する最新の学術論文の輪読を通じ、実際に全国各地で導入が進められている学校選択制について現状分析や政策提言を行なっていく上でのひとつの理論的基礎を身につけると同時に、必要に応じてそれらの理論に基づくアプローチの限界や補完的アプローチの可能性について検討することを目指します。
第3回の今回は、以下の文献に関する報告です。
  1. A Abdulkadiroglu, PA Pathak, AE Roth. (2005). "The New York City High School Match." American Economic Review.
  2. A Abdulkadiroglu, PA Pathak, AE Roth. (2008). "Strategy-proofness vs. Efficiency in Matching with Indifferences: Redisigning the NYC High School Match." Mimeo.

内外の実務家、研究者、学生の皆様のご参加を広く歓迎いたします。参加を希望する方は下記のアドレスへメールをお送りください。

event_at_vcasi.org

なお、学校選択制デザインプロジェクトの詳細については学校選択制デザインプロジェクトウェブサイトでご確認ください。

第1回学校選択制デザイン研究会『学校選択制へのメカニズムデザインアプローチと実験』

日時: 
2008年11月4日(火)13:00から
場所: 
日本財団ビル3階 A会議室
発表者: 
瀧澤弘和氏(多摩大学:VCASIフェロー)
渡邊泰典氏(東京大学大学院ものづくり経営研究センター:VCASI助手)
概要: 
このたびVCASIでは、新たにフェローに加わっていただいた安田洋祐氏(政策研究大学院大学)らを中心に「学校選択制デザインプロジェクト」(SchoolChoiceDesignProject)を立ち上げ、地方自治体と連携しつつメカニズムデザイン理論などの理論的裏付けに基づく学校選択制についての現状分析および政策提言を行なっていくことになりました。
この研究会では、メカニズムデザイン理論やマッチング理論の学校選択制への応用に関する最新の学術論文の輪読を通じ実際に全国各地で導入が進められている学校選択制について現状分析や政策提言を行なっていく上でのひとつの理論的基礎を身につけると同時に、必要に応じてそれらの理論に基づくアプローチの限界や補完的アプローチの可能性について検討することを目指しています。
第1回目研究会の今回は以下の文献に関する報告を行います。
  1. A Abdulkadiroglu and T Sonmez. (2003). "School Choice: A Mechanism Design Approach." American Economic Review.
  2. Y Chen and T Sönmez. (2006). "School Choice: An Experimental Study."Journal of Economic Theory.
  3. J Pais and Á Pintér. (2008). "School Choice and Information: An Experimental Study on Matching Mechanisms." Games and Economic Behavior.

内外の実務家、研究者、学生の皆様のご参加を広く歓迎いたしますので、参加を希望する方は下記のアドレスへメールをお送りください。

event_at_vcasi.org

なお、学校選択制デザインプロジェクトの詳細や連続研究会の他の日程については学校選択制デザインプロジェクトウェブサイトでご確認ください。

第6回VCASIセミナー『社会科学における実験という方法』

日時: 
2008年11月4日(火)18時から
場所: 
日本財団ビル3階A会議室
発表者: 
塩沢由典氏(複雑系経済学、進化経済学/中央大学)
コーディネーター: 
川越敏司氏(はこだて未来大学;VCASIフェロー)
概要: 
塩沢先生は研究活動を数学から経済学へ転向されて以来、線形経済学(特にスラッファ)や複雑系科学、進化経済学の研究に従事され、限定合理性概念について早くから提唱してこられた。また大阪市立大学大学院創造都市研究科研究科長に着任される前後に、ベンチャー企業や都市開発などの実践にも関わってこられた一方で、情報工学の研究者と共に、先物市場のシミュレーションであるU-martシステムの開発を行い、市場シミュレーションの研究にも関わってこられた。今回のセミナーではこうした先生のご経歴を背景にして、社会科学における実験手法についての概観を与えるような報告をお願いしました。

参加を希望する方は下記のアドレスへメールをお送りください。
                 event_at_vcasi.org

 

First Name(English): 
Toshio
Last Name(English): 
Yamagishi
Speciality: 

社会心理学・実験社会科学

Interests: 

心理制度分析(psycho-institutional analysis)、心の社会性、実験社会科学

Recent Thoughts: 

人間性や社会の働きについての信念(social axioms)や行動の「文化差」を制度に対する適応の観点から分析するための実験を計画しているのですが、文化心理学者が報告している「心の文化差」のほとんどは、マクロレベル(文化間の平均の差)では追試に成功しているにもかかわらず、個人を単位とした分析では指標間に全く相関が見られないので、どの指標を使うべきか悩んでいます。この結果は、制度がマクロ変数であることを考えるともっともな気がするのですが、いざ実験に用いるべき適切な指標を選ぼうとすると困ったことになってしまいます。ということで、最近、一般の人々を対象にして、一年間にわたり様々な実験に繰り返し参加していただく研究を開始しました。研究チームの若手研究者に大きな負担をかけることになりますが、見返りも大きいだろうと思っています。

Publications: 
  • 山岸俊男 1998『信頼の構造:こころと社会の進化ゲーム』東京大学出版会
  • Toshio Yamagishi & Midori Yamagishi 1994. Trust and commitment in the United States and Japan. Motivation and Emotion 18(2), 129-166.
  • Toshio Yamagishi, Satoshi Kanazawa, Rie Mashima, and Shigeru Terai 2005. Separating trust from cooperation in a dynamic relationship: Prisoner’s Dilemma with variable dependence. Rationality & Society 17(3), 275-308.
  • Toshio Yamagishi, Sigeru Terai, Toko Kiyonari, Nobuhiro Mifune, & Satoshi Kanazawa. 2007. The social exchange heuristic: Managing errors in social exchange. Rationality and Society 19(3),259-291
Recent Works: 
  • Toshio Yamagishi 2007. The social exchange heuristic: A psychological mechanism that makes a system of generalized exchange self-sustaining. Pp. 11-37 in Mark Radford, Susumu Ohnuma, and Toshio Yamagishi (Eds.), Cultural and ecological foundations of the mind. Hokkaido University Press.
  • Toshio Yamagishi and Naoto Suzuki In press. An institutional approach to culture. In Mark Schaller, Steven Heine, Ara Norenzayan, Toshio Yamagishi, and Tatsuya Kameda (Eds.), Evolution, culture and the human mind. Lawlence Ehlbaum.
  • Ko Kuwabara, Robb Willer, Michael Macy, Rie Mashima, Shigeru Terai, & Toshio Yamagishi 2007. Culture, identity, and structure in social exchange: A web-based trust experiment in the U.S. and Japan. Social Psychology Quarterly 70(4), 461-479.
  • Toshio Yamagishi, Hirofumi Hashimoto, & Joanna Schug. Preference vs. strategies as explanations for culture-specific behavior. Psychological Science. (In Press)
  • Mizuho Shinada, Toshio Yamagishi 2007. Punishing free riders: direct and indirect promotion of cooperation, Evolution and Human Behavior, 28(5) 330-339.
  • Toshio Yamagishi & Nobuhiro Mifune 2008. Does shared group membership promote atruism? Rationality and Society. 20(1):5-30.
  • Toshio Yamagishi, Nobuhiro Mifune, James H. Liu, & Joel Pauling. Exchanges of group-based favors: Ingroup bias in the prisoner’s dilemma game with minimal group in Japan and New Zealand. Asian Journal of Social Psychology. (In Press)
  • Chisato Takahashia, Toshio Yamagishi, Ja,es H. Liu, Feixue Wang, Yicheng Lin & Szihsien Yu. 2008. The intercultural trust paradigm: Studying joint cultural interaction and social exchange in real time over the Internet. International Journal of Intercultural Relations. (In Press)
Affiliation: 
北海道大学
First Name(English): 
Tatsuyoshi
Last Name(English): 
Saijo
Speciality: 

制度設計工学,実験社会科学

Interests: 

日本人はいじわるがお好き?,温暖化対策の制度設計,公共財供給の理論と実験,オークションにおけるスパイト行動,fMRIによる人間行動分析

Recent Thoughts: 

20世紀は、人間行動という多次元(無限次元?)物体とそれらの連関を、たとえば経済学はインセンティブ、心理学はイモーション、社会学はノルム、政治学はパワーなどという分野固有の概念を軸に眺めてきた時代だったのではないのでしょうか。ところが、20世紀の後半から今世紀のはじめにかけて、私たちは分野固有の「刀」では、人間行動をうまく記述・分析できないことに気づき始めています。温暖化を含めて激変する自然・社会環境の中で機能する制度設計の基礎となる人間行動分析の新たなアプローチを模索しはじめているところです。

Publications: 
  • Saijo, T., T. Sjostrom, and T. Yamato, "Secure Implementation," Theoretical Economics, Vol. 2(3), pp. 203-229, 2007.
  • Aoki, K., Y. Ohtsubo, A. Rapoport, and T. Saijo, "Effects of Prior Investment and Personal Responsibility in a Simple Network Game," Current Research in Social Psychology (Vol. 13, No. 2), p10-21, 2007.
  • 「脳を活かす」研究会編『ブレイン・デコーディング:脳情報を読む』(西條辰義・伊佐正・川人光男監修)オーム社,2007年
Recent Works: 
  • Shen, J., and T. Saijo, "Reexamining the Relations between Socio-demographic Characteristics and Individual Environmental Concern: Evidence from Shanghai Data," forthcoming in Journal of Environmental Psychology.
  • Saijo, T., "Spiteful Behavior in Voluntary Contribution Mechanism Experiments," forthcoming in Handbook of Experimental Results, Eds., Charles Plott and Vernon Smith.
  • Konow, J., T. Saijo, and K. Akai, “Morals and Mores?: Experimental Evidence on Equity and Equality from the US and Japan,” mimeo., December 2007.
Affiliation: 
大阪大学社会経済研究所、大阪大学サステイナビリティサイエンス研究機構
First Name(English): 
Masaru
Last Name(English): 
Kohno
Speciality: 

政治学

Interests: 

政治過程論、政治制度論、立憲主義、社会科学方法論

Recent Thoughts: 

現代民主主義国家における憲法は、アメリカ連邦憲法を採 択するために開かれたフィラデルフィア会議の前後に、 ヴァージニア州(邦)を代表して出席していたジェームズ・マディソン(後の第4代合衆国大統領)が考案したさまざまなアイディアをモデルとして成立してい る。しかし、現代の政治学者の間では、この「マディソン・モデル」にいくつかの根本的な欠陥があることも知られている。この欠陥ははたして乗り越えること ができるのか、またどう乗り越えればより望ましい憲法をデザインすることができるのか、を考えている。

Publications: 
  • 河野勝編『制度からガヴァナンスへ:社会科学における知の交差』(東京大学出版会 2006年)
  • 河野勝『制度』(東京大学出版会 2002年)
  • Masaru Kohno, Japan’s Postwar Party Politics (Princeton: Princeton University Press, 1997)
Recent Works: 
  • 河野勝編 『期待、制度、グローバル社会』(勁草書房 2009年)
  • 田中愛治・河野勝・日野愛郎・飯田健・読売新聞世論調査部著 『2009年、なぜ政権交代だったのか―読売・早稲田の共同調査で読みとく日本政治の転換』(勁草書房 2009年)
  • Masaru Kohno and Frances Rosenbluth, eds. Japan and the World: Japan's Contemporary Geopolitical Challenges. (New Haven: Yale University Council on East Asian Studies, 2009)
Affiliation: 
早稲田大学
First Name(English): 
Toshiji
Last Name(English): 
Kawagoe
Speciality: 

実験経済学

Interests: 

限定合理性、規範形成、科学哲学、言語哲学、障害学

Recent Thoughts: 

合理性の階層モデルについて研究している。これ まで虚偽的コミュニケーションにおける真実バイアスの説明に成功している。障害学では、合理的配慮の提供やベーシック・インカム、障害者雇用などを経済学 で分析している。慣習とは区別されるところの制度や規範について検討している。他人が同じ規範に従っていることをどのように知ることができるのか、また、 規範を制定した人の意図を超えて規範が作用するといった現象をどのように説明するのか、ゲーム理論の観点から研究をしている。

Publications: 
  • キャシー・ブラック著, 川越敏司・飯野由里子・森壮也訳, 『癒しの説教学~障害者と相互依存の神学』, 教文館, 2008年8月
  • 川越敏司「経済学と障害学は対話できるか?」, 『障害学研究』(明石書店), 第4号, 33-62, 2008年.
  • 川越敏司「自閉症と教会1」、新教出版社「福音と世界」第62巻10号, pp.39-46, 2007年10月号.
  • 川越敏司「自閉症と教会2」、新教出版社「福音と世界」第62巻11号, pp.51-57, 2007年11月号.
  • D.フリードマン・S.サンダー著, 川越敏司・内木哲也・森徹・秋永利明訳,『実験経済学の原理と方法』,同文舘出版
  • スティーブン・ブラムス著, 川越敏司訳,『旧約聖書のゲーム理論 ゲーム・プレーヤーとしての神』,東洋経済新報社
  • 川越敏司,『実験経済学』, 東京大学出版会
Recent Works: 

 

活動

北海道障害学研究会主催
http://www.fun.ac.jp/~kawagoe/disability.html

Affiliation: 
公立はこだて未来大学

 

VCASI公開研究会『社会のルールについてII』

日時: 
2008年3月29日(土) 13時から1時
場所: 
日本財団ビル 2階A会議室
発表者: 
瀧澤弘和氏(多摩大学;VCASIフェロー)
橋本敬(北陸先端科学技術大学院大学;VCASIフェロー)
成田悠輔(VCASI助手)
概要: 

去る2008年1月26日に開催された公開研究会『社会のルールについてⅠ』の議論を深めること、そして下記3つのレポート・セッションで提示される具体的な内容を手掛りに一般的なイシューについて討論することを目的に、『社会のルールについてII』を開催する。
ジョーゼフ・ヒース
        規範の合理的説明.
        信念,選好,規範などに関するディスコースの体系を通じた制度変化.
橋本敬
        制度を所与にした行動と制度選択との間のインタラクション.
ハーバート・ギンタス
        相関均衡としての社会規範.
        ゲームの均衡プレーに対する(nearly)必要十分条件としての共通事前分布の仮定の解釈.

タイムテーブル:
13:00-13:15 イントロダクション(瀧澤)
13:15-13:30 レポート・セッションα(瀧澤 on ジョーゼフ・ヒースの社会規範理論)
13:30-14:05 ディスカッション・セッションα(コーディネーター:青木)

さる1月26日土曜日の午後

VCASI公開研究会 『社会のルールについて』

日時: 
2008年1月26日(土) 13時から18時
場所: 
東京大学本郷キャンパス 経済学部3番教室
発表者: 
青木昌彦 (スタンフォード大学;VCASI主宰)
松井彰彦 (東京大学;VCASIフェロー)
川越敏司 (公立はこだて未来大学;VCASIフェロー)
山岸俊男 (北海道大学;VCASIフェロー)
瀧澤弘和 (多摩大学;VCASIフェロー)
橋本敬  (北陸先端科学技術大学院大学;VCASIフェロー)
概要: 

●13:00-13:10
主宰挨拶---VCASIの紹介と研究会の趣旨説明---

●13:10-13:55 青木昌彦(比較制度分析)
「社会的ルールの変化」