Language: 日本語 English

生物学

First Name(English): 
Naoki
Last Name(English): 
Masuda

 

Speciality: 

複雑ネットワーク,数理生物学,脳の理論

Interests: 

感染ダイナミクス,協力行動の進化,集団意見形成,神経経済学

Recent Thoughts: 

複雑ネットワークと脳は,一見関係ない研究テーマであり,関連をさほど意識しないで研究している.ただ,人の社会は複雑なネットワークを成し,脳が社会的な行動を生み出す,ということで,大きな目標としては,人の社会行動の理解や何らかの意味での応用を目指したい.直接関係しない論文を書いているときも,私なりに人の社会行動の理解へと向かっているつもりである.

Publications: 
  • 増田 直紀, 今野 紀雄. 複雑ネットワークの科学. 産業図書 (2005).
  • N. Masuda. Participation costs dismiss the advantage of heterogeneous networks in evolution of cooperation. Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences, 274, 1815-1821 (2007).
  • N. Masuda, B. Doiron. Gamma oscillations of spiking neural populations enhance signal discrimination. PLoS Computational Biology, 3, e236, 2348-2355 (2007).
  • 増田 直紀, 今野 紀雄. 複雑ネットワーク―基礎から応用まで. 近代科学社(2010)
Recent Works: 
  • N. Masuda, H. Ohtsuki. A theoretical analysis of temporal difference learning in the iterated Prisoner's Dilemma game. Bulletin of Mathematical Biology, 71, 1818-1850 (2009).
  • N. Masuda. Immunization of networks with community structure. New Journal of Physics, 11, 123018 (2009).
  • N. Masuda, Y. Kawamura, H. Kori. Collective fluctuations in networks of noisy components. Preprint: arXiv:0911.5013
Affiliation: 
東京大学 大学院情報理工学系研究科
First Name(English): 
Hisashi
Last Name(English): 
Ohtsuki

 

Speciality: 

数理生物学

Interests: 

進化ゲーム理論、利他行動の進化、公平性の進化、動物の社会行動

Recent Thoughts: 

生物に見られる様々な社会行動の進化的起源に興味を持っており、個体レベルに働く自然淘汰から集団レベルの協調が生み出される過程を、進化ゲーム理論を用いて解き明かしたいと考えている。霊長類の資源分配行動や提携形成、ヒトがみせる公平性への選好、社会的評判を通じた間接互恵性などが主要な研究テーマである。特に、ヒトが他の種に比べて特異的に高い社会性を持つことができた要因は何かを考えている。また進化ゲーム理論や包括適応度理論の数理的側面にも興味を持っている

Publications: 
  • Antal, T., Ohtsuki, H., Wakeley, J., Taylor, P. & Nowak, M. "Evolution of cooperation by phenotypic similarity." Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America (2009) 106, 8597-8600.
  • Ohtsuki, H., Iwasa, Y. & Nowak, M. A. "Indirect reciprocity provides only a narrow margin of efficiency for costly punishment." Nature (2009) 457, 79-82.
  • Ohtsuki, H., Hauert, C., Lieberman, E. & Nowak, M. A. "A simple rule for evolution of cooperation on graphs and social networks." Nature (2006) 441, 502-505.
Recent Works: 
  • Ohtsuki, H. "Stochastic evolutionary dynamics of bimatrix games." Journal of Theoretical Biology (2010) 264, 136-142.
Affiliation: 
科学技術振興機構さきがけ、東京工業大学
 
経済学にも求められる
統合的な人間像の提示:
合理的なヒト、それを超える人間
『心は遺伝子の論理で決まるのか - 二重過程のモデルでみるヒトの合理性』
キース・スタノヴィッチ著、椋田直子訳、鈴木宏昭解説/みすず書房、2008年
(The Robot's Rebellion, Keith E. Stanovich, 2005)

評者:瀧澤弘和(VCASIフェロー、多摩大学教授)

概要

20世紀から21世紀にかけて、ヒトの心のあり方に関して進化論的アプローチが適用されるようになり、われわれの人間観が大きく変容しつつある。そこで新たに浮かび上がってきた人間観は、かつての社会科学が当然視してきたような自律的・意識的な意思決定を行うヒトではなく、進化の法則にしたがって形成されてきた心を持つ人間である。進化論的決定論が勢いを増している時代に、人間存在はどのようにその意味を復権させることができるのか。本書は、その壮大なテーマに認知心理学者が取り組んだ成果である。

本書の核心は、個別にはよく知られた上記の利益相反の構図の上に、最近の認知科学によって明らかにされつつあるヒトの合理性のさまざまな類型に関する議論を重ね合わせてヒトの合理性の固有の意味を探ろうとしている点にある。
日時:    11月19日(水)18時から
場所:      日本財団ビル3階A会議室
発表者:  鈴木啓介氏(人工生命、オートポイエーシス/理化学研究所)
コーディネーター: 森田真生氏(VCASI研究助手)
概要:   生命と認知の理論を目指したオートポイエーシスを細胞モデルを用いて紹介する。自己を維持するということが、環境を
                 知覚し、環境に働きかけることにいかに繋がるかを見ていく。また、オートポイエーシスが含意している自律性、適応性の
                 概念が、身体性認知科学、ロボティクス分野における自律エージェントの設計とどのように関係するかを議論したい。身体性
                 認知科学、ロボティクス分野における自律エージェントの設計とどのように関係するかを議論したい。いて紹介する。自己を
                 維持するということが、環境を知覚し、環境に働きかけることにいかに繋がるかを見ていく。また、オートポイエーシスが含意し
                ている自律性、適応性の概念が、身体性認知科学、ロボティクス分野における自律エージェントの設計とどのように関係する
                かを議論したい。

第7回VCASIセミナー『細胞モデルによる自律性とオートポイエーシス』

日時: 
2008年11月19日(水)18時から
場所: 
日本財団ビル3階A会議室
発表者: 
鈴木啓介氏(人工生命、オートポイエーシス/理化学研究所)
コーディネーター: 
森田真生氏(VCASI研究助手)
概要: 
生命と認知の理論を目指したオートポイエーシスを細胞モデルを用いて紹介する。自己を維持するということが、環境を知覚し、環境に働きかけることにいかに繋がるかを見ていく。また、オートポイエーシスが含意している自律性、適応性の概念が、身体性認知科学、ロボティクス分野における自律エージェントの設計とどのように関係するかを議論したい。

Timeline:19:00-20:20 発表および質疑応答、ディスカッション

さる1月26日土曜日の午後

VCASI公開研究会 『社会のルールについて』

日時: 
2008年1月26日(土) 13時から18時
場所: 
東京大学本郷キャンパス 経済学部3番教室
発表者: 
青木昌彦 (スタンフォード大学;VCASI主宰)
松井彰彦 (東京大学;VCASIフェロー)
川越敏司 (公立はこだて未来大学;VCASIフェロー)
山岸俊男 (北海道大学;VCASIフェロー)
瀧澤弘和 (多摩大学;VCASIフェロー)
橋本敬  (北陸先端科学技術大学院大学;VCASIフェロー)
概要: 

●13:00-13:10
主宰挨拶---VCASIの紹介と研究会の趣旨説明---

●13:10-13:55 青木昌彦(比較制度分析)
「社会的ルールの変化」