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複雑系/人工生命

池上高志氏「Artificial Life and Real Life」(第33回VCASIセミナー)

日時: 
2011年1月13日(木) 17:30-
場所: 
日本財団ビル3階A会議室(http://www.vcasi.org/access.html)
発表者: 
池上高志氏(複雑系、人工生命/東京大学総合文化研究科/http://sacral.c.u-tokyo.ac.jp/~ikeg/)
概要: 
人工生命は「生命とは何か」を構成論的な方法で理解しようという研究アプローチである。そのため、人工生命は本質的にハードサイエンスを志向している。この理解を深めるために、まず人工生命の主要な4つの潮流を概観し、これらの研究が一体何を目指しているのか、そのモチベーションを明らかにする。その上で、講演者の研究のうちいくつか(マシンとテープの共進化、ゲームのダイナミクス、ターンテイキング、オイルドロップレット、MTMなど)を紹介しながら、この20年の間でどういう進展と自己批判があったかを振り返る。最後に、artificial life larger than biological lifeというコンセプトで最近取り組んでいる人工生命の新しい方向性やアート活動について議論したい。
 
ビデオあり: 
no

さる2009年1月26日(月),大阪大学の飯塚博幸氏(人工生命)をお招きし,VCASIセミナー「よりプリミティブなコミュニケーション理論のためのターンテイキング」が開催された.

第9回VCASIセミナー『よりプリミティブなコミュニケーション理論のためのターンテイキング』

日時: 
2009年1月26日(月)18時半から
場所: 
日本財団ビル2階 第1会議室
発表者: 
飯塚博幸氏(大阪大学/人工生命)
コーディネーター: 
森田真生氏(VCASI研究助手)
概要: 
コミュニケーションとは主体的な情報の伝達であり,この主体的であるという一人称的視点が必要不可欠である.しかしながら,この主体性の問題は哲学的であるとされ,明確に扱われることは多くない.本発表では,この主体性についてシミュレーションと実験で身体性を利用してどのように創発するのかを構成論的に示し,コミュニケーションの背後に働くターンテイキングについて明らかにする.また,ターンテイキングの観点からコミュニケーションにおける身体性と主体性について議論する.

この発表では、「コミュニケーションの本質はそのダイナミクスにある」という観点から、シミュレーションを用いた構成論的なアプローチで、主体性あるいは一人称的な視点の起源をプリミティブなモデルのシミュレーションと実験を通して議論していただく予定です。専門外の皆様のご参加をお待ちいたしております。

Author(s): 
塩沢由典
ISBN: 
443170860X
Published Date: 
Sat, 2000-07-01
Publisher: 
シュプリンガー・フェアラーク東京
Abstract: 
本書は、進化経済学の制度・組織・技術・システムなどの多様性に注目し、内生的に進化するものとしてそれらを分析・研究した。
Field Body: 

Author(s): 
ポール・オームロッド
ISBN: 
4152083697
Published Date: 
Sat, 2001-09-01
Publisher: 
早川書房
Abstract: 
経済成長や景気循環などの経済学的に重要な概念を例に、これまで正統派経済学によってなされた誤りを検証し、科学的な態度から政府が真に取るべき景気対策を示す。イギリスで最も注目されたエコノミスト、ポール・オームロッドが、社会・経済を複雑系としてとらえる新しい見方を提示した話題の経済書。
Field Body: 

Author(s): 
塩沢由典
Published Date: 
Fri, 2002-03-01
Publisher: 
藤原書店
Abstract: 
数学から転じ、アルチュセールを介したマルクスの読み、スラッファを通した古典経済学の読み直しを通して経済学を始め、複雑系経済学、進化経済学へ至った道程をふり返り、市場主義全盛の今、あるべき新しい経済学の姿を示す。
Field Body: 

第7回VCASIセミナー『細胞モデルによる自律性とオートポイエーシス』

日時: 
2008年11月19日(水)18時から
場所: 
日本財団ビル3階A会議室
発表者: 
鈴木啓介氏(人工生命、オートポイエーシス/理化学研究所)
コーディネーター: 
森田真生氏(VCASI研究助手)
概要: 
生命と認知の理論を目指したオートポイエーシスを細胞モデルを用いて紹介する。自己を維持するということが、環境を知覚し、環境に働きかけることにいかに繋がるかを見ていく。また、オートポイエーシスが含意している自律性、適応性の概念が、身体性認知科学、ロボティクス分野における自律エージェントの設計とどのように関係するかを議論したい。

Timeline:19:00-20:20 発表および質疑応答、ディスカッション

First Name(English): 
Takashi
Last Name(English): 
Hashimoto
Speciality: 

複雑系,進化言語学,知識科学,人工生命,進化経済学

Interests: 

ルールダイナミクス、制度の生成・維持・変化のダイナミクス、言語の起源と進化,生物進化・個体学習・社会学習の相互作用

Recent Thoughts: 

複雑な制度を作り、それに従い、そして、変えていくというのは、社会的な生物であり高い適応能力を持つヒト特有の性質であろう。このような性質自体の進化と、その性質の上に作られる制度の進化を統一的に考えられないだろうか。ここで鍵になる概念は、「ルールに則った行動がルール自体を変えていく」という「ルールダイナミクス」です。これは、制度の形成・維持・変化などの文化進化や、進化・発達といった生物学的行動の変化まで、いろいろなダイナミクスへの視点になるのではないだろうか。最近、「公共心」と「好奇心」がヒトが進化の結果たどり着いた擬合理装置的特徴かも知れないと思っている。この二つをベースにしたルールダイナミクスにより、制度や言語の起源・進化のダイナミクスを描き出す、というのを当面の夢としておこう。

Publications: 
  • 瀬名秀明,橋本敬,梅田聡,『境界知のダイナミズム』岩波書店(2006)
  • Takashi Hashimoto, Evolutionary linguistics and evolutionary economics, Evolutionary and Institutional Economics Review , 3(1), 27-46, (2006)
  • Takashi Hashimoto, The constructive approach to the dynamic view of language, In: Simulating the Evolution of Language, Angelo Cangelosi and Domenico Parisi (Eds.), Springer Verlag, pp.307-324 (2001)
Recent Works: 
  • Takashi Hashimoto, et al., Evolutionary constructive approach for studying dynamic complex systems, To appear in: Recent Advances in Modelling and Simulation, Aleksandar Lazinica (Ed.), pp. 111-136, I-Tech Books, 2008
  • Takashi Hashimoto and Masaya Nakatsuka, Cognitive modeling of grammaticalization – what cognitive tendencies do bring unidirectional meaning change? (仮題),in preparation
  • 橋本敬,冨士本大哲,語ることについて,「こころのたねとして」~記憶と社会をつなぐアートプロジェクト~,岩淵拓郎,原口剛,上田假奈代(編),pp. 148-159,特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
Affiliation: 
北陸先端科学技術大学院大学

 

VCASI公開研究会『社会のルールについてII』

日時: 
2008年3月29日(土) 13時から1時
場所: 
日本財団ビル 2階A会議室
発表者: 
瀧澤弘和氏(多摩大学;VCASIフェロー)
橋本敬(北陸先端科学技術大学院大学;VCASIフェロー)
成田悠輔(VCASI助手)
概要: 

去る2008年1月26日に開催された公開研究会『社会のルールについてⅠ』の議論を深めること、そして下記3つのレポート・セッションで提示される具体的な内容を手掛りに一般的なイシューについて討論することを目的に、『社会のルールについてII』を開催する。
ジョーゼフ・ヒース
        規範の合理的説明.
        信念,選好,規範などに関するディスコースの体系を通じた制度変化.
橋本敬
        制度を所与にした行動と制度選択との間のインタラクション.
ハーバート・ギンタス
        相関均衡としての社会規範.
        ゲームの均衡プレーに対する(nearly)必要十分条件としての共通事前分布の仮定の解釈.

タイムテーブル:
13:00-13:15 イントロダクション(瀧澤)
13:15-13:30 レポート・セッションα(瀧澤 on ジョーゼフ・ヒースの社会規範理論)
13:30-14:05 ディスカッション・セッションα(コーディネーター:青木)

さる1月26日土曜日の午後

VCASI公開研究会 『社会のルールについて』

日時: 
2008年1月26日(土) 13時から18時
場所: 
東京大学本郷キャンパス 経済学部3番教室
発表者: 
青木昌彦 (スタンフォード大学;VCASI主宰)
松井彰彦 (東京大学;VCASIフェロー)
川越敏司 (公立はこだて未来大学;VCASIフェロー)
山岸俊男 (北海道大学;VCASIフェロー)
瀧澤弘和 (多摩大学;VCASIフェロー)
橋本敬  (北陸先端科学技術大学院大学;VCASIフェロー)
概要: 

●13:00-13:10
主宰挨拶---VCASIの紹介と研究会の趣旨説明---

●13:10-13:55 青木昌彦(比較制度分析)
「社会的ルールの変化」