Language: 日本語 English

猪木 武徳

Author(s): 
猪木武徳
ISBN: 
4121020006
Published Date: 
Fri, 2009-05-01
Publisher: 
中央公論新社
Abstract: 
第二次大戦後の世界は、かつてない急激な変化を経験した。この六〇年を考える際、民主制と市場経済が重要なキーワードとなることは誰もが認めるところであ ろう。本書では、「市場化」を軸にこの半世紀を概観する。経済の政治化、グローバリゼーションの進行、所得分配の変容、世界的な統治機構の関与、そして 「自由」と「平等」の相剋―市場システムがもたらした歴史的変化の本質とは何かを明らかにする。
Field Body: 

Author(s): 
猪木武徳
ISBN: 
4757141025
Published Date: 
Fri, 2009-04-10
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 

この複雑な時代に、「教養の伝達」の場となる大学の役割とは何か? 本書で著者が試みたのは、「難問山積といわれ、若い人たちが魅力を感じなくなってきている日本の大学の現状に、反省をこめて対応しようとするときの、一つの指針を探ること」である。長年にわたり大学教育の場に身をおいてきた著者が、日本の高等教育と研究活動が孕む問題を縦横無尽に論じ、大学のあるべき姿とは何かを真摯に考える。大学関係者、必読の書。

First Name(English): 
Takenori
Last Name(English): 
Inoki
Speciality: 

経済学

Interests: 

労働経済学、デモクラシーと市場、公と私の問題

Recent Thoughts: 
  1. 社会科学における「ミクロの行動原理」と「マクロの集計的な現象」の関係について、その相反関係、社会秩序の形成と崩壊の論理構造に関心を持っている。
  2. デモクラシーのもとにおいて、中間的な組織の果たす役割と秩序形成にとってのプラス要因とマイナス要因。
  3. 「公」と「私」という概念は歴史的に、古今東西いかなる生成のプロセスを持つのか?それはどのような社会的な条件によって制約され、規定されているのか?
  4. モデル分析の有効性とストーリー・テリングの役割について、文学と社会科学の分業と協業関係を具体的に取り上げながら考えたい。
Publications: 
  • Aspects of German Peasant Emigration to the U.S.: 1815-1914, Arno Press, N.Y. 1981.
  • Skill Formation in Japan and Southeast Asia (co-authored with K. Koike), Univ. of Tokyo Press, 1991.
  • 『経済思想』(モダン・エコノミックス24、岩波書店、1987年) (ハングル版 Chajak Academy Publishers, 1996年).(中国語版[金洪云・洪振叉峰訳]、三朕書店、2005年)
  • 『自由と秩序―競争社会の二つの顔』(中央公論新社、2001年)
  • 『経済成長の果実』(『日本の近代』第7巻、中央公論新社、2000年)
Recent Works: 
  • 戦間期日本の社会集団とネットワーク デモクラシーと中間団体』(編著)(NTT出版、2008年)
  • ”Two or three problems concerning social stability and our measures of welfare: What can economists learn from other social sciences?”, The Japanese Economic Review, Vol. 59, No. 1, March 2008.
  • ”New technology and demand for educated workers: The experience of Japanese manufacturing in the era of high-speed growth”, Journal of the Japanese and International Economics, 20, (joint with Y. Ueshima and T. Funaba), 2006.
  • 『文芸にあらわれた日本の近代―社会科学と文学のあいだ』(有斐閣、2004年).
  • 『高度成長』(『日本経済史8』安場保吉氏と共編著、岩波書店、1989年) (中国語版、三朕書店、1997年、英語版 Oxford U.P.より準備中).
Affiliation: 
国際日本文化研究センター
Author(s): 
猪木武徳 編著
ISBN: 
4757141823
Published Date: 
Sat, 2008-03-01
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 

リベラル・デモクラシーも市場経済も、自由と平等に最高の価値をおく社会秩序形成の装置である。こうした装置の機能を考える場合、一般には、国家と個人、市場と消費者といった、マクロとミクロの主体を対比させる図式を想定する。しかし現実には、国家と個人の間に存在する「中間団体」が、社会的秩序の形成・維持、破壊に重要な役割を演ずることがある。本書は時代を1910年代から30年代の「戦間期」に限定し、日本の政治集団、経済団体、メディア、生活運動などの社会集団が、戦間期日本のリベラル・デモクラシーと市場経済に与えたプラス・マイナスの影響を探る。

Field Body: 

第1回VCASI公開フォーラム 『文化と国家秩序:「公と私」の異なる位相―日本、中国、イスラム、西欧』

日時: 
2007年10月20日(土) 13時から17時半
場所: 
日本財団ビル 1階バウ・ルーム
発表者: 
青木昌彦(スタンフォード大学;VCASI主宰)
池上英子(New School for Social Research;VCASIフェロー)
猪木武徳(国際日本文化研究センター;VCASIフェロー)
季衛東(神戸大学;VCASIフェロー)
酒井啓子(東京外国語大学;VCASIフェロー)
概要: 
今回の公開フォーラムにおいては、日本、中国、イスラム、西欧のそれぞれの地域において歴史的に発展してきた国家秩序、公と私の関係の異なる「かたち」な どについて、制度研究の視点から、経済学者、政治学者、社会学者などが発表と討論を行います。そういった異なる「かたち」に通底する制度的な原理と、各地 域の歴史的な要因などを理解することによってはじめて、真の相互理解、さらに各地域における国家秩序のあるべき姿についての政策的含意が産み出されると VCASIは考えるからです。中東におけるテロ掃討の「戦い」、中国脅威論など、これらの地域に関連した政策論争は尽きませんが、その本質を見極めたいと 考えています。
なお、フォーラム終了後には懇親会も兼ね、皆さまともぜひ意見交換をさせていただきたいと考えています。奮ってご参加の程、お願い申し上げます。

プログラム: