Language: 日本語 English

歴史学

Author(s): 
アブナー・グライフ (著), 岡崎 哲二 (監修, 翻訳), 神取 道宏 (監修, 翻訳)
ISBN: 
4757141246

 

Published Date: 
Wed, 2009-12-09
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
本書は、中世後期(11世紀~14世紀)の地中海イスラーム世界とジェノヴァなどのヨーロッパ世界の貿易・慣習・社会制度について、ゲーム理論をツールとする比較制度分析を試みている。商人同士の取引、ギルド、政治制度などを数理的にモデル化して、経済史と経済理論の統合を目指している。また本書は、制度とはなにか、それはなぜ存続し、どのようにして変化するか、また制度を理論的・実証的に分析する方法はなにか、という壮大な問いにも答えようとする斬新な試みでもある。「比較歴史制度分析」の創始者であるアブナー・グライフの主著にして初めての邦訳つきになる。

解説へ
叢書《制度を考える》のページへ

Field Body: 
 
Author(s): 
戸矢理衣奈
Date: 
Mon, 2009-06-01
Abstract: 
国際日本文化研究センターホームページ(http://www.nichibun.ac.jp/)→図書館→日文研の出版物→『日本研究』データベース→索引
Author(s): 
猪木武徳
ISBN: 
4121020006
Published Date: 
Fri, 2009-05-01
Publisher: 
中央公論新社
Abstract: 
第二次大戦後の世界は、かつてない急激な変化を経験した。この六〇年を考える際、民主制と市場経済が重要なキーワードとなることは誰もが認めるところであ ろう。本書では、「市場化」を軸にこの半世紀を概観する。経済の政治化、グローバリゼーションの進行、所得分配の変容、世界的な統治機構の関与、そして 「自由」と「平等」の相剋―市場システムがもたらした歴史的変化の本質とは何かを明らかにする。
Field Body: 

First Name(English): 
Tatsushi
Last Name(English): 
Genka
Speciality: 

中世教会法史

Interests: 

古典教会法学の成立におけるアウグスティーヌスの役割、12世紀後半における教会法学の発展、教会法史料の校訂

Recent Thoughts: 

これまでは専ら、中世教会法の歴史を史料学的な問題を中心に勉強してきました。その過程で、中世教会法とその歴史的意義をより深く理解するためには古代末期(4-6世紀)の教会史を学ばなければならない、と思うようになり、ここ数年、ヨーロッパ中世そのものの研究に加え、4-6世紀の教会史を、アウグスティーヌスとその教会法に対する影響、の観点から勉強しています。

Recent Works: 
  • Hierarchie der Texte, Hierarchie der Autoritäten. Zur Hierarchie der Rechtsquellen bei Gratian, in: Zeitschrift der Savigny-Stiftung für Rechtsgeschichte 126, Kanonistische Abteilung 95 (2009), 101-127.
  • Zum Prologus des Ivo von Chartres in der Lütticher Handschrift UB 230, in: Hans-Georg Hermann et al. (ed.), Von den Leges Barbarorum bis zum ius barbarum des Nationalsozialismus. Festschrift für Hermann Nehlsen zum 70. Geburtstag, Köln/Weimar/Wien (2008), 510-530.
  • Some critical comments on C.15 q.1 c.8 of the Decretum Gratiani, in: Forum Historiae Iuris (2007), online in internet: http://www.forhistiur.de/zitat/0701genka.htm
Affiliation: 
東京大学

VCASIは今般、企業を含む広義の社団組織としてのコーポレーションという概念の捉え直しを、理論・実証・政策の諸領域にわたって検討する研究プロジェクト「コーポレーション」を立ち上げた。本公開フォーラムはそのキックオフといえるもので、プロジェクトメンバーを中心に今後の課題について広く採り上げ、また議論することを目的としている。フォーラムは、

(1)認知科学の成果を取り入れたコーポレーション概念の理論的検討、

(2)日本・西欧・イスラーム・中国における社団組織の比較分析、

(3) (1)(2)を踏まえたコーポレート・ガバナンスや雇用問題の検討

をそれぞれ主題とする3部より構成され、パネルには総勢15名の研究者・実務家が立った。

第4回VCASI公開フォーラム『コーポレーション』

日時: 
2009年3月28日(土) 10時から17時半
場所: 
日本財団ビル2F 大会議室
発表者: 
青木昌彦(VCASI主宰、スタンフォード大学名誉教授)
源河達史(新潟大学超域研究機構准教授;VCASIフェロー))
池上英子(New School for Social Research教授;VCASIフェロー)
池尾和人(慶應義塾大学経済学部教授;VCASIフェロー)
季衛東(上海交通大学法学院院長、神戸大学法学部教授;VCASIフェロー)
久米郁男(早稲田大学政治経済学部教授;VCASIフェロー)
宮島英昭(早稲田大学商学学術院教授;VCASIフェロー)
守島基博(一橋大学大学院商学研究科教授;VCASIフェロー)
中林真幸(東京大学社会科学研究所准教授;VCASIフェロー)
新原浩朗(経済産業省経済産業政策局産業組織課 課長)
酒井啓子(東京外国語大学大学院教授;VCASIフェロー)
瀧澤弘和(多摩大学グローバルスタディーズ学部准教授;VCASIフェロー)
谷口和弘(慶応義塾大学商学部准教授;VCASIフェロー)
鶴光太郎(RIETI上席研究員;VCASIフェロー)
植田一博(東京大学大学院総合文化研究科准教授;VCASIフェロー)
概要: 

グローバル化した世界において、企業の組織構造とコーポレート・ガバナンスはいかなるものになるのだろうか。

世界的な金融危機に直面する今日、株主志向のコーポレート・ガバナンスへの単純な収斂論には疑問が付され、この問いは一層切実なものとなっている。変化の先を見据えるためには、企業と企業を機能させる政治・社会制度との連関を見つつ、それらの果たす役割に着目することが必要である。他方、認知科学や脳科学における社会的認知に関する知見の蓄積や実験経済学の成果などから、経済学がこれまで依拠してきた、合理的個人を基礎として組織を捉えるモデルの限界が明らかになり、個人と組織の関係を分析する新たなアプローチが模索されている。企業を含む広義の社団組織としてのコーポレーションという概念の捉え直しが、理論・実証・政策の諸領域にわたって求められているといえるだろう。

今般、VCASIでは上述した問いにアプローチするべく、「コーポレーション」をテーマに研究プロジェクトを立ち上げた。本公開フォーラムはそのキックオフともいえるもので、プロジェクトメンバーを中心に今後の課題について広く採り上げ、また議論することを目的としている。

まず第1部では、集団的認知とコーポレート・ガバナンスの形態との結びつきを理論的に考察し、コーポレーションの多様化を分析する視座を提示する。続く第2部では、コーポレーションの自己統治を機能させる文化や社会規範が、それぞれの政治・社会において形成されてきた過程を、日本・中国・西欧・イスラームを事例に、比較・歴史的な視点から議論する。そして第3部では、こうした議論をふまえ、今日の経済危機や雇用問題をみるとき、いかなる政策的含意が引き出せるか議論する。

パネルには社会科学諸分野や認知科学などの研究者・実務家が立ち、ディシプリンを越えた討議を行う。
関心をお持ちの多くの方に、参加をお願いしたい。 (プロジェクトリーダー:青木昌彦)

プログラム:

(1) 第1部 コーポレーションの本質を再考する---認知システムとしての側面から
10:00-12:00
報告:青木昌彦(VCASI主宰、スタンフォード大学名誉教授)
ビデオあり: 
報告ページにビデオあり
Author(s): 
池上英子
ISBN: 
4757140169
Published Date: 
Wed, 2006-03-01
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
命を懸けたサムライの真実とは? 赤穂四十七士、葉隠武士、維新の志士たちを駆りたてた情念の秘密を解き明かす、衝撃の日本社会論。
Field Body: 

Author(s): 
池上英子
ISBN: 
4757141165
Published Date: 
Sun, 2006-07-09
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
▼連歌や俳諧、茶の湯、歌舞伎、出版……。あらゆる階層の日本人の魂を深く鍛えてきた近世日本の伝統文化。▼前著『名誉と順応』でサムライ文化の歴史社会学的分析で話題を呼んだ著者が、今回は「ネットワーク」と「シヴィリティ=市民的礼節」をキーワードに、美という結節点が如何にして市民的交際と礼節の文化を生み出し、それが日本人の政治意識やアイデンティティーにまでも深く影響を与えてきたかを分析する。▼日本文化史の読み替えを迫る画期的大著。ピーター・ゲイ、アマルティア・センも推奨。
Field Body: 

First Name(English): 
Riina
Last Name(English): 
Toya

 

Speciality: 

歴史学(経営史、文化史、社会史)、社会心理学、ブランディング

Interests: 

企業イメージ構築の歴史的分析、「感性産業」の組織的特色、企業と社会・文化、グローバル化とデザイン、慣習としての美意識と経済

Recent Thoughts: 

ファッションや化粧品などを中心に「感性産業」と称される企業のイメージ(あるいはブランド価値)がいかに構築されていくのか、その歴史的過程に関心を持っています。時代の先端となる美意識を再生産する組織の特性に加えて、そうした企業の活動と都市や国のイメージの形成との相関についても、幅広く社会史を視野にいれながら分析していきたいと思います。資生堂(1872年創業)を対象に研究を続けています。

Publications: 
Recent Works: 
  • 『東京銀座資生堂(仮題)』
Affiliation: 
国際日本文化研究センター
Author(s): 
青木昌彦、奥野正寛、金ケイキ
ISBN: 
4532131405
Published Date: 
Sat, 1997-11-01
Publisher: 
日本経済新聞社
Abstract: 
「市場か政府か」あるいは「市場友好的見解か開発指向国家的見解か」の二者択一ではなく、政府の役割に関する第三の見解「市場拡張的見解」を提示。日本をはじめ、世界のあらゆる国・地域の経済発展・構造改革、経済システム論争への豊富な含意を備えた革新的な理論・歴史研究。
Field Body: 

VCASI公開研究会『社会のルールについてIII』

日時: 
2008年9月30日(火) 13時から18時
場所: 
日本財団ビル2階 第1会議室
発表者: 
源河達史氏(新潟大学)
岡崎哲二氏(東京大学;VCASIフェロー)
中林真幸氏(東京大学;VCASIフェロー)
コーディネーター: 
瀧澤弘和氏(多摩大学;VCASIフェロー)
概要: 

タイムテーブル:
13:00-13:15 主宰挨拶と参加者自己紹介
13:00-14:10 源河達史(新潟大学)
          「テクストのヒエラルヒー,権威のヒエラルヒー ― 制度としての教皇権の確立(12世紀半ば) ―」

日時:      9月30日(火) 13:00~18:00
場所:      日本財団ビル2階 第1会議室
発表者
:  源河達史氏(新潟大学)

First Name(English): 
Tetsuji
Last Name(English): 
Okazaki

 

Speciality: 

経済史

Interests: 

制度と組織の経済史、比較制度分析、経済開発

Recent Thoughts: 

経済において制度と組織がどのように機能し、またどのように変化するかを、長期の歴史的パースペクティブから理解することを目標として研究している。特に制度変化において、個々の企業・人間の行動属性変化と行動属性別の(企業)人口構成変化が、それぞれどのような役割を担うか、という進化的な視点からの分析に関心を持っている。

Publications: 
  • Yasushi Hamao, Takeo Hoshi and Tetsuji Okazaki, “Listing Policy and Development of the Tokyo Stock Exchange in the Pre-War Period” in Takatoshi Ito and Andrew Rose eds. Financial Sector Development in the Pacific Rim. Chicago, IL: University of Chicago Press, pp.51-87, 2009.
  • Tetsuji Okazaki, Michiru Sawada and Ke Wang, “Fall of 'Organ Bank' Relationship over Bank Failure and Consolidation Wave: Experience in Prewar Japan,” Corporate Ownership and Control 4(4): 20-29, 2007
  • Tetsuji Okazaki and Michiru Sawada, “Effects of a Bank Consolidation Promotion Policy: Evaluating the 1927 Bank Law in Japan,” Financial History Review, 14(1): 29-61, 2007
  • Tetsuji Okazaki, "Micro-aspects of Monetary Policy: Lender of Last Resort and Selection of Banks in Pre-war Japan," Explorations in Economic History, 44: 657-679, 2007
  • Tetsuji Okazaki, "‘Voice’ and 'Exit' in Japanese Firms during the Second World War: Sanpo Revisited,"Economic History Review, 59(2): 374-395, 2006
  • Tetsuji Okazaki, Michiru Sawada and Kazuki Yokoyama, "Measuring the Extent and Implications of Director Interlocking in the Prewar Japanese Banking Industry," Journal of Economic History, 65(4): 1082-1115, 2005
  • Tetsuji Okazaki eds., Production Organizations in Japanese Economic Development, London: Rout ledge, 2007
  • Tetsuji Okazaki and Masahiro Okuno-Fujiwara eds., Japanese Economic System and Its Historical Origins, New York: Oxford University Press, 1999
  • 岡崎哲二『日本の工業化と鉄鋼産業-経済発展の比較制度分析』東京大学出版会、1993年
  • 岡崎哲二・奥野正寛編『現代日本経済システムの源流』日本経済新聞社、1993年
  • 岡崎哲二『江戸の市場経済-歴史制度分析から見た株仲間』講談社、1999年
  • 岡崎哲二編『取引制度の経済史』東京大学出版会、2001年
  • 岡崎哲二編『生産組織の経済史』東京大学出版会、2005年
  • 岡崎哲二『コア・テキスト 経済史』新世社、2005年
Recent Works: 
  • Yutaka Arimoto, Kentaro Nakajima and Tetsuji Okazaki, Aglomeration or Selection ?: The Case of the Japanese Silk-reeling Industry, 1909-1916, RIETI Discussion Paper, 10E-003
  • Tetsuji Okazaki , “Supplier Networks and "Supplier Networks and Aircraft Production in Wartime Japan, " CIRJE Discussion Paper F-605, Faculty of Economics, The University of Tokyo F-566
  • Tetsuji Okazaki and Michiru Sawada, "Interbank Networks in Pre-war Japan: Structure and Implications" CIRJE Discussion Paper F-605, Faculty of Economics, The University of Tokyo
  • Tetsuji Okazaki, Asuka Imaizumi, Kaori Ito, "Impact of Natural Disasters on Industrial Agglomeration: A Case of the 1923 Great Kanto Earthquake" CIRJE Discussion Paper F-605, Faculty of Economics, The University of Tokyo F-602
  • Kozo Kiyota and Testuji Okazaki, "Industrial Policy Cuts Two Ways: Evidence from Cotton Spinning Firms in Japan, 1956-1964" forthcoming in Journal of Law and Economics
  • Tetsuji Okazaki, "Industrial Development, Firm Dynamics and Patterns of Productivity Growth: The Case of the Cotton Spinning Industry in Prewar Japan, 1894-1924" CIRJE Discussion Paper F-605, Faculty of Economics, The University of Tokyo F-562
  • Yutaka Arimoto, Tetsuji Okazaki and Masaki Nakabayashi, "Agrarian Land Tenancy in Prewar Japan: Contract Choice and Implications on Productivity” CIRJE Discussion Paper F-549, Faculty of Economics, The University of Tokyo, forthcoming in Developing Economies
  • Masaki Nakabayashi and Tetsuji Okazaki, "Role of Courts in Economic Development: A Case of Prewar Japan," CIRJE Discussion Paper F-517, Faculty of Economics, The University of Tokyo
  • "Economic Development, Income Inequality and Social Stability in Prewar Japan: A Prefecture-level Analysis," CIRJE Discussion Paper F-500, Faculty of Economics, The University of Tokyo
  • Tetsuji Okazaki, "Selection and Imitation in Institutional Evolution: Analysis of Institutional Change in Japan, 1960-1999", CIRJE Discussion Paper F-256, Faculty of Economics, The University of Tokyo
  • アブナー・グライフ『比較歴史制度分析』(岡崎哲二・神取道宏 監訳)NTT出版、2009年
Affiliation: 
東京大学
First Name(English): 
Masaki
Last Name(English): 
Nakabayashi
Speciality: 

経済史,経営史

Interests: 

比較制度分析、市場における取引統治の歴史的変化、生産組織の歴史的変化

Recent Thoughts: 

世界恐慌という手ひどい「市場の失敗」を受けて、アメリカを筆頭とする先進国の政府は、証券市場や金融市場、そして財市場に透明なルールを張り巡らし、情報の非対称から生ずる「市場の失敗」を抑え込む努力を営々と積み重ねてきました。その透明なルールの支配的な市場における効率的な価格形成が、単なる商取引の拡大だけでなく、生産活動における技術革新を加速してきたことに疑いの余地はないと思います。しかし、同時に、既成の公的ルールの外側にあるリスクを金融派生商品として商品化し、店頭取引(Over-The-Counter)網を通じて新たな市場を創り出す営みも絶えることがありません。「証券化」を筆頭に、商取引の市場そのものを拡げてゆく、そのような動きが経済成長に貢献してきたことも否定できないでしょう。一方、2008年初現在、そうした商品のひとつであったサブプライムローンの引き起こした問題に対応して、先進国の金融当局は、OTC取引に対しても透明なルールの適用を拡げていく道を模索し始めているようです。実は、このような、新しい財やサービスの取引の出現と、その取引に透明なルールをかぶせて統治しようとする政府のせめぎ合いは、近世期以来、常に繰り返されてきました。そのせめぎ合いのそれぞれの局面が、経済発展のどの側面を促進してきたのか、歴史的に考えてみたいと思っています。

Publications: 
  • 中林真幸『近代資本主義の組織―製糸業の発展における取引の統治と生産の構造―』、東京大学出版会、2003年
Recent Works: 
  • 中林真幸/石黒真吾編『比較制度分析・入門』、有斐閣、近刊
Affiliation: 
東京大学社会科学研究所
First Name(English): 
Takenori
Last Name(English): 
Inoki
Speciality: 

経済学

Interests: 

労働経済学、デモクラシーと市場、公と私の問題

Recent Thoughts: 
  1. 社会科学における「ミクロの行動原理」と「マクロの集計的な現象」の関係について、その相反関係、社会秩序の形成と崩壊の論理構造に関心を持っている。
  2. デモクラシーのもとにおいて、中間的な組織の果たす役割と秩序形成にとってのプラス要因とマイナス要因。
  3. 「公」と「私」という概念は歴史的に、古今東西いかなる生成のプロセスを持つのか?それはどのような社会的な条件によって制約され、規定されているのか?
  4. モデル分析の有効性とストーリー・テリングの役割について、文学と社会科学の分業と協業関係を具体的に取り上げながら考えたい。
Publications: 
  • Aspects of German Peasant Emigration to the U.S.: 1815-1914, Arno Press, N.Y. 1981.
  • Skill Formation in Japan and Southeast Asia (co-authored with K. Koike), Univ. of Tokyo Press, 1991.
  • 『経済思想』(モダン・エコノミックス24、岩波書店、1987年) (ハングル版 Chajak Academy Publishers, 1996年).(中国語版[金洪云・洪振叉峰訳]、三朕書店、2005年)
  • 『自由と秩序―競争社会の二つの顔』(中央公論新社、2001年)
  • 『経済成長の果実』(『日本の近代』第7巻、中央公論新社、2000年)
Recent Works: 
  • 戦間期日本の社会集団とネットワーク デモクラシーと中間団体』(編著)(NTT出版、2008年)
  • ”Two or three problems concerning social stability and our measures of welfare: What can economists learn from other social sciences?”, The Japanese Economic Review, Vol. 59, No. 1, March 2008.
  • ”New technology and demand for educated workers: The experience of Japanese manufacturing in the era of high-speed growth”, Journal of the Japanese and International Economics, 20, (joint with Y. Ueshima and T. Funaba), 2006.
  • 『文芸にあらわれた日本の近代―社会科学と文学のあいだ』(有斐閣、2004年).
  • 『高度成長』(『日本経済史8』安場保吉氏と共編著、岩波書店、1989年) (中国語版、三朕書店、1997年、英語版 Oxford U.P.より準備中).
Affiliation: 
国際日本文化研究センター
First Name(English): 
Hideko
Last Name(English): 
Ikegami
Speciality: 

比較歴史社会学

Interests: 

社会変動論、文化社会学、ネットワーク論

Recent Thoughts: 

人々のコミュニケーションの場は様々な形がありますが、人はこうした様々な場を渡り歩きそのたびに自分のアイデンティになんらかの痕跡をのこしていきます。 そうしたミクロの社会過程と、ネットワークさらに大きな社会、文化、政治機構などの構造がどう関連するかという問題に常に引き寄せられています。かって武 士の名誉の感情の歴史を国家制度の変遷との関係で社会学的に分析したことがありますが、最近も、本来個別的かつ流動的な気分であるはずのエモーション(情 緒、感情)というもののマクロの歴史を叙述することができる、ということ自体の意味を考えています。

Publications: 
  • The Taming of the Samurai: Honorific Individualism and the Making of Modern Japan (1995: Harvard University Press、森本醇訳 名誉と順応―サムライ精神の歴史社会学 NTT出版:2000)
  • Bonds of Civility: Aesthetic Networks and the Political Origins of Japanese Culture (2005:Cambridge University Press)
  • 美と礼節の絆 2005 NTT出版
Recent Works: 
  • "Emotion and History" (a commissioned chapter under preparation for Cambridge Concise Companion of History, forthcoming)
  • "Network of Civility: Publics, Aesthetic Sociability and Weak-Ties Social Interactions" A paper prepared for the conference, "Cultural Analysis: The Legacy of Bourdieu" UK. 2007
  • "Amino Yoshihiko and the New Medieval History of Japan", a commissioned review paper for American Historical Review, under preparation
Affiliation: 
New School for Social Research (New York).

第1回VCASIセミナー 『了解的コミュニケーション」と「共同的コミュニケーション」の社会理論 ―― ハーバーマス「コミュニケーション的行為」論の進化心理学的再構成』

日時: 
2008年4月21日 16時半から18時
場所: 
日本財団ビル3階 東京財団A会議室
発表者: 
上柿崇英氏(東京農工大学大学院;friend of VCASI)
概要: 
ハーバーマスの「コミュニケーション的行為論」の中では、コミュニケーション類型として、「成果志向のコミュニケーション」、「了解志向のコミュニケーション」が区別される。今回の報告では、なぜこの二つの様式が区別されうるのか、また、この区別を行うことによって、ハーバーマスの社会理論をどのように組み替えることができるのか、という論点について、進化心理学的な視点を導入しながら考えてみてみたい。