Language: 日本語 English

経済学

Author(s): 
塩沢 由典
ISBN: 
4771021198

 

Published Date: 
Thu, 2010-04-01
Publisher: 
晃洋書房
Field Body: 
 
First Name(English): 
Yuuji
Last Name(English): 
Genda
Speciality: 

労働経済学

Interests: 

日本の労働市場、若年雇用、希望学

Recent Thoughts: 
希望と社会の関係、日本の労働市場と雇用システムの変化構造、若年層に対する希望の付与
Publications: 
  • 玄田有史『仕事のなかの曖昧な不安-揺れる若年の現在』中央公論新社、2001年12月、254頁

  • 玄田有史『ジョブ・クリエイション』日本経済新聞社、2004年3月、368頁

  • Yuji Genda and Masako Kurosawa “Transition from School to Work in Japan,” /Journal of the Japanese and International Economies/ 15, pp.465-488, 2001.

     

Recent Works: 
  • 東大社研・玄田有史・宇野重規編『希望を語る-社会科学の新たな地平へ』、東京大学出版会、2009年4月、295頁

  • 玄田有史『人間に格はない-石川経夫と2000年代の労働市場』、ミネルヴァ書房、2010年2月、312頁

  • Yuji Genda, Ayako Kondo, and Souichi Ohta “Long-term Effects of a Recession at Labor Market Entry in Japan and the United States,” /Journal of Human Resources/ Vol.45, No.1 Winter 2010, pp.157-196.

     

Affiliation: 
東京大学 社会科学研究所

第5回VCASI公開フォーラム『Between Corporations and Families』

日時: 
2010年4月5日(月) 午後3:30~午後6:30
場所: 
日本財団ビル2階(http://www.vcasi.org/access.html)
発表者: 
青木昌彦(VCASI主宰、スタンフォード大学名誉教授)
鶴光太郎(RIETI上席研究員;VCASIフェロー)
玄田有史(東京大学社会科学研究所教授)
概要: 
かつて『日本的経営』とか,従業員も含めた利益共同体としての『日本企業』の特性などといったことが,おおいに語られたことがあった.コーポレーションという存在を,単に株主の価値最大化の道具と見るのではなく,従業員を含めた連携的な認知のシステム,そこに埋め込まれた集団的な規範などという側面にも注目するならば,確かにそうした議論にも,一定の意味があったといえよう.だが,いわゆる経済のグローバル化や情報化による会社企業への競争的圧力,また人口構成の急激な変化による人々の価値観の多様化や揺らぎ,その他のさまざまな要因が絡まって,従来の企業観,雇用制度,労働観は深刻な挑戦にさらされている.上に述べたような側面をも持つコーポレーションという場と,家族というようなプライベートの場のあいだを,人々がバランスよく,統合的に生きるために,会社のアーキテクチャーやガバナンス,雇用制度はどう進化しうるか,政策がなし得ることはなにか.こうした問題や関連するテーマを,これまでの学術的なディスシプリンの枠にとらわれずに議論していきたい.

タイムテーブル:
3:30~3:50 青木昌彦(VCASI) 趣旨説明
3:50~4:35 鶴光太郎(経済産業研究所):
「「雇用システムと家族:労働市場二極化の視点から」(仮題)
4:35~5:10 玄田有史(東京大学社会科学研究所):
ビデオあり: 
no
Author(s): 
Masahiko Aoki
Date: 
Tue, 2010-03-09

VCASI公開研究会「社会のルールについてV: 社会と個人の相互性への実験的アプローチ」

日時: 
2010/3/31(水) 13:00-
場所: 
日本財団ビル3階A会議室
発表者: 
青木昌彦
山岸俊男
金子守
藤井直敬
概要: 
2010年3月31日、VCASIは公開研究会「社会のルールについてV:社会と個人の相互性への実験的アプローチ」を開催した。当日は、青木昌彦(比較制度分析/VCASI、Stanford大学経済学部)の導入に続いて、山岸俊男(社会心理学、実験社会科学/北海道大学文学研究科)、金子守(ゲーム理論、論理学/筑波大学システム情報工学研究科)、藤井直敬(神経科学/理化学研究所脳科学総合研究センター)の発表、そしてそれらに対する瀧澤弘和(ゲーム理論/VCASI、中央大学経済学部)、平井洋一(計算機科学/東京大学大学院情報理工学系研究科コンピューター科学専攻)、加藤淳子(政治学/東京大学法学政治学研究科)の討論を中心に議論が進んだ。

参加者は、VCASIフェローの岡崎哲二(経済史)、戸矢理衣奈(歴史学、社会心理学、ブランディング)、松井彰彦(ゲーム理論、経済学)、安田洋祐(ゲーム理論、ミクロ経済学)の他、意思決定理論、経済学、ゲーム理論、国際関係論、実験社会科学、社会心理学、神経科学、政治学、生物学、複雑系、マーケティングなどを専門とする研究者、編集者、学生ら60名弱。Ustream上の動画中継を通じた視聴者数は合計751人(平均56人)に及んだ。

趣旨
社会現象を生みだす背後のからくりを抽出しようとするこれまでの試みは、少なくとも2つの典型的な分析上の戦略を持つ。一方で、自律性や志向性を備えた単位としての個人を仮定し、それらの相互作用の帰結として社会現象を描くこと。(個人から社会へのベクトル)他方で、歴史的に形成された信念、慣習、文化、規範を所与として、それらへの受動的な適合として個人のふるまいを把握すること。(社会から個人へのベクトル)そして、これら2つのベクトルは、潜在的には接続して1つの円環をなす。にもかかわらず、2つのベクトルの接続の内部構造に関して、私たちは依然として驚くほど無知である。そして、その暗箱を開こうとする最新の試みは、いくつかの理論的、(実験)技術的革新を要請しつつある。たとえば

・「個人のふるまい」や「社会現象」と私たちが呼ぶ対象の記述や計測をこれまでになく微細化、多元化する必要
・しばしば外的道具・制約としてのみ扱われてきた人工物や社会的装置を社会と個人の円環と切り離せないかたちで再導入する必要

古いが依然として新しいこれら諸問題を総称して、ここでは「社会と個人の相互性」と呼ぼう。「社会のルールについてV:社会と個人の相互性への実験的アプローチ」は、社会と個人の相互性を明示的に扱った実験的研究をいくつか取り上げ、その含意について多義性や曖昧性を許しつつ超学際的に議論する。

報告
13:00-13:30 session 0
青木昌彦(比較制度分析/VCASI、Stanford大学経済学部)
 「社会のルールに関して、何故、どのように、超学際的なアプローチが必要か?」
参考論文:"Institutions as Cognitive Media: Between Strategic Interactions and Individual Beliefs"(http://www.vcasi.org/node/620)
はじめに、以後の議論への導入として、青木昌彦(比較制度分析)が社会のルール(societal rules)の暫定的定義("Commonly-organized, salient features of the ways by which the societal games is recursively played and expected to be played.")を提案した。その上で、社会のルールについて考える際の思考の軸となりえるいくつかの問いを挙げた。事前の設計の対象か自生的秩序か、選択に対する制約か選択の帰結か、行動の規則性か認知の一範疇か。そして、一層具体的に、公的標識(public indicators)を通じた共有知識(common knowledge)の形成、人工物の社会的構築とその機能、文化の神経・言語機能への影響といった主題群を簡単に描写した。その後の発表や討論は、これらの問題提起を消化しつつ、問題意識や分析手法を更新していくための手がかりを与えるものだったと言っていい。以下では、それぞれの発表・討論におけるキーワードを列挙していく。
 
 
13:30-15:00 session 1
山岸俊男(社会心理学、実験社会科学/北海道大学文学研究科)
 「ニッチ構築としての文化」
参考論文:"Micro-Macro Dynamics of the Cultural Construction of Reality: A Niche Construction Approach to Culture "(http://www.vcasi.org/node/554)
参考書籍:『文化心理学』(増田貴文との共著、培風館(近刊))(当日配布予定)
キーワード:文化心理学vs進化心理学、説明概念と実在概念、自己成就の心理学的バージョンと社会学的バージョン、社会的真空室、文化的ゲームプレイヤー、デフォルト戦略、ペン選択・認知能力試験実験
 
討論者:瀧澤弘和(ゲーム理論/VCASI、中央大学経済学部/)
キーワード:与件としての社会規範、物理的過程としての文化形成への介入可能性
 
 
15:00-15:20 休憩
 
15:20-16:50 session 2:
 
金子守(ゲーム理論、論理学/筑波大学システム情報工学研究科)
 「帰納的ゲーム理論とその実験」
参考論文:"An Experimental Study from the Perspective of Inductive Game Theory" (竹内あい、船木由喜彦、J. Jude Klineとの共同研究)(???)
 "Transpersonal Understanding through Social Roles, and Emergence of Cooperation"(J. Jude Klineとの共同研究)(http://qurl.com/n6tlg)
参考書籍:『ゲーム理論と蒟蒻問答』(日本評論社)
キーワード:古典的・進化的ゲーム理論から帰納的ゲーム理論へ、社会的役割の交換、個人「内」協調均衡(Intrapersonal
Coordination equilibrium)、囚人のジレンマにおける協力の発生、予測の検定装置としての理論モデル
 
 
討論者:平井洋一(計算機科学/東京大学大学院情報理工学系研究科コンピューター科学専攻)
キーワード:記号列・言語・論理、知識論理(Hintikka)、(知識伝達としての)時間を導入した動的知識論理(Halpernら、Ditmarschら)、知識の証拠の文脈依存性、知識の欠如の記述
 
 
16:50-17:10 休憩
 
17:10-18:40 session 3:
藤井直敬(神経科学)
 「多次元情報への神経科学的挑戦」
参考論文:"Dynamic Social Adaptation of Motion-Related Neurons in Primate Parietal Cortex"(日原さやか、入來篤史との共同研究)(http://qurl.com/ycpcj)
"Long-term asynchronous decoding of arm motion using electrocorticographic signals in monkey"(Zenas C.
Chao、長坂泰勇との共同研究)(http://qurl.com/jmwns)
参考書籍:『つながる脳』(NTT出版)
キーワード:細胞から社会にいたる重層的ネットワーク、脳科学が直面する技術の壁、社会性の本質としての抑制、多次元生体情報記録手法2.0、猿の前頭前野の一人モード・ボスモード・弱いモード、脳と観察者のコミュニケーション、ブレイン・マシン・インターフェイス
 
 
討論者:加藤淳子(政治学/東京大学法学政治学研究科)
キーワード:キャンペーン広告と変化する嗜好、fMRI、感情温度計、科学の社会科学への収斂?、顕教(制度/組織/行動/態度/パターン)vs密教(経験則)
 
 
18:45- 懇親会

参加申し込み: 件名を「社会のルールについて参加申し込み」とし、お名前とご所属(ご専門)を

event@vcasi.org
ビデオあり: 
no
Author(s): 
川越敏司
ISBN: 
4757122586
Published Date: 
Wed, 2010-03-17
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
経済学をはじめ、政治学、社会学、経営学などに幅広く応用されているゲーム理論。そのなかで、発展めざましい行動経済学や実験経済学の成果をふまえ、従来のゲーム理論の「クールで合理的な人間」という前提を修正し、感情をもった限定合理的な「リアルな人間」の多様な行動を解明することをめざした「行動ゲーム理論」が生まれた。本書はこの行動ゲーム理論の、日本初の本格的入門書である。内容は高度だが、ボードゲームや小説など、身近で楽しい話題をきっかけに、学部学生レベルでも理解できるように解説している。

第6回 インクルーシブな社会を目指した障害者政策の構築プロジェクト研究会

日時: 
2009年1月9日(土)14:00から
場所: 
日本財団ビル3階 A会議室
発表者: 
吉原直毅(一橋大学経済研究所)
概要: 
本プロジェクトでは、「障害者の権利条約」に含まれている人権価値(尊厳、自律、平等、参加)の含意を明らかにしながら、雇用や所得保障をめぐる障害者問 題を実証的に検証し、障害の有無を問わず誰もが住みやすいインクルーシブな社会をデザインする構想の中に障害者政策を位置づけるために、具体的な政策提言 を試みます。

第6回研究会の今回は、以下の点について報告します。
「政策基礎理論としての厚生経済学:限界と今後の可能性」
ビデオあり: 
no
First Name(English): 
Carsten
Last Name(English): 
Herrmann

 

Speciality: 

Evolutionary economics, Chinese economic studies

Interests: 
Development of a comprehensive evolutionary framework for institution analysis based on naturalism and its applications with a special focus on culture
Recent Thoughts: 

Recently, I discovered the philosophy of Charles Sanders Peirce. Peirce is a father of American pragmatism and of semiotics, and influenced the early American instituionalists. I begin to connect his thought with the modern philosophical positions of externalism and naturalism, especially in the philosophy of mind. Building on this, I hope to create a theory of institutions that treats institutions in a similar way as linguistic artefacts. What makes my mind buzzing is that this approach can be even given a role in the physical context.

Publications: 
  • The Economics of Identity and Creativity. A Cultural Science Approach. St. Lucia: University of Queensland Press, 2010.
  • International Market Access Rights and the Evolution of the International Trade System, in: Journal of Theoretical and Institutional Economics, 164(2), 2008, 302—326;
  • Cultural Species and Institutional Change in China, in: Journal of Economic Issues XL(3), 2006: 539-574.
Recent Works: 
  • Foundations of Evolutionary Economics – I hope to complete this in 2010.
  • Entropy, Function, and Evolution: Naturalizing Peircian Semiosis, Entropy 12, no. 2, 2010: 197-242.
  • A Neurolinguistic Approach to Performativity in Economics, Forthcoming in: Journal of Eco-nomic Methodology, Frankfurt School Working Paper Series 123. http://ssrn.com/abstract=1414167 (penultimate version)
Affiliation: 
Frankfurt School of Finance and Management
Author(s): 
池尾和人
ISBN: 
4480065296

 

Published Date: 
Wed, 2010-02-10
Publisher: 
筑摩書房
Abstract: 
金融のビジネス・モデルに大きな変革が求められている今、第一人者が金融を原点から考え直す。情報とは何か、信用はいかに創り出されるのかといった、金融の本質に鋭く切り込み、平明かつ簡潔に解説した定評あるロングセラー『現代の金融入門』を、金融危機の経験を総括すべく全面改訂。アメリカの金融におけるリスク取引の功罪を明らかにし、金融システムの安定に必要な規制・監督の仕組みを考察。あわせて、資産価格バブルと非伝統的な金融政策の効果についても検討する。
Field Body: 
 
Author(s): 
Carsten Herrmann-Pillath
Date: 
Wed, 2010-02-10
Abstract: 
Neuroeconomics stays in the center of the ongoing naturalistic turn in economics. It portrays the individual as a complex system of decision making mechanisms and modules. This results into a conceptual tension with the standard economic notion of the unity of the actor that is a systemic property of economic coordination. I propose to supplement neuroeconomics with a naturalistic theory of social coordination. Recent neurobiological and psychological research strongly supports claims made by some heterodox economists that the identity of actors emerges from social interaction, especially in the context of the use of language. Therefore I argue that the completion of the neuroeconomic paradigm requires a naturalistic theory of language. I provide some sketches based on teleosemantics and memetics, and exemplify the argument by a naturalist account of money.

Author(s): 
Carsten Herrmann-Pillath
Date: 
Wed, 2010-02-10
Abstract: 
What makes institutions ‘real’? One central notion has been emerging recently in sociology, which is ‘performativity,’ a term borrowed from the philosophy of language. I propose a neurolinguistic approach to performativity that is based on John Searle’s theory of institutions, especially his concept of a ‘status function’ and his explanation of rule-following as a neurophysiological dispositions. Positing a status function is a performative act. I proceed in two steps to establish the neurolinguistic framework. Firstly, I apply the concept of ‘conceptual blending’ borrowed from cognitive science on the status function, and give empirical applications from the research on performativity in financial markets. Second, I sketch the underlying neuroscience framework following the neural theory of metaphor, which I illustrate empirically with examples from behavioral finance and neuroeconomics.

Author(s): 
Carsten Herrmann-Pillath
Date: 
Wed, 2010-02-10
Abstract: 
Ìn the past decades, economists have rediscovered culture. Yet, they do not build on earlier traditions, such as the old American institutionalism or German sociologists such as Weber and Sombart. The contemporary economic concept of culture is lacking a clear theoretical foundation, especially with relation to the humanities. Very often, it argues crudely reductionist because of the need to make culture compatibel with econometric methodology. I propose that a reconsideration of culture in economics has to start out from culture as a mechanism for reducing uncertainty, following North. This conception can also be reconciled with recent biological approaches to culture. Further, culture serves to stabilize individual identities in social interactions. An important conclusion from this is that single cultural traits rarely have a function or have adaptative value, but culture as a whole has a function.

Author(s): 
Carsten Herrmann-Pillath, Alexander Libman and Yu Xiaofan
Date: 
Wed, 2010-02-10
Abstract: 
In the past two decades, controversial evidence has been produced supporting the case for local protectionism in China. This paper overviews the most important contributions and presents a new approach which applies spatial econometrics on prefectural-level data. The main advantage of this method is to rely on a theoretically less biased and internal benchmark for assessing the impact of provincial borders on spatial interdependences, as we compare within province and across province growth spillovers for neighboring prefectures. We show that provincial borders exert a strong impact on spillovers. Further, we also analyze spillovers of local public expenditures, which could be interpreted as proxies for government interventions. Again, provincial borders matter. Yet, we are cautious in interpreting this as evidence for local protectionism, and propose the notion of ‘cellularity’ as an alternative explanantion. Cellularity results from a comfluence of different factors, such as administrative structure, institutional changes and regional culture.
2009年12月14日,社会科学の哲学が専門の吉田敬氏(東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP))をお迎えし,第20回VCASIセミナー「社会科学の哲学から見た神経経済学」を開催した.
2009年12月11日,進化経済学が専門のCarsten Herrmann-Pillath氏(Academic Director, East-West Centre for Business Studies and Cultural Science, Frankfurt School of Finance and Management)をお迎えし,第19回VCASIセミナー「Outline of
Author(s): 
西條辰義他
ISBN: 
4872592832
Published Date: 
Fri, 2009-10-30
Publisher: 
大阪大学出版会
Abstract: 
将来を見据えた国際社会の動向について論じる. 温室効果ガスのインベントリプログラムや気候変動枠組条約に沿った技術移転問題を取り上げ,経済主 体の取り組みでリスク低減が図れることを示す.ポ スト京都の制度はどうあるべきか,排出権取引や炭 素税規制などの国内温暖化防止制度設計を提言し, そのリスク評価に注目する.
Author(s): 
アブナー・グライフ (著), 岡崎 哲二 (監修, 翻訳), 神取 道宏 (監修, 翻訳)
ISBN: 
4757141246

 

Published Date: 
Wed, 2009-12-09
Publisher: 
NTT出版
Abstract: 
本書は、中世後期(11世紀~14世紀)の地中海イスラーム世界とジェノヴァなどのヨーロッパ世界の貿易・慣習・社会制度について、ゲーム理論をツールとする比較制度分析を試みている。商人同士の取引、ギルド、政治制度などを数理的にモデル化して、経済史と経済理論の統合を目指している。また本書は、制度とはなにか、それはなぜ存続し、どのようにして変化するか、また制度を理論的・実証的に分析する方法はなにか、という壮大な問いにも答えようとする斬新な試みでもある。「比較歴史制度分析」の創始者であるアブナー・グライフの主著にして初めての邦訳つきになる。

解説へ
叢書《制度を考える》のページへ

Field Body: 
 
Author(s): 
Toshiaki Kouno
Date: 
Wed, 2009-10-14
Abstract: 
We investigate the relationship between the pay-as-you-go (PAYG) pension scheme and the accumulation of human capital. We introduce the incentives of self-education into an overlapping generations model. The PAYG pension scheme encourages the incentives to educate children, but it discourages the incentives for their self-education. We show that the PAYG pension scheme hampers economic growth when the incentives for self-education are considered. The argument implies that while studying the relationship between the pension scheme, education, and economic growth, we must focus on determining the decision maker with regard to education.

第20回VCASIセミナー「社会科学の哲学から見た神経経済学---協力行動と嗜癖」

日時: 
2009年12月14日(月)17:00-18:30
場所: 
日本財団ビル3階A会議室
発表者: 
吉田敬(東京大学)
概要: 
本発表では,まず社会科学の哲学とはどのような分野で何を問題としているのか,概説する.その後で,近年話題となっている神経経済学の中から,協力行動と嗜癖という二つの問題を取り上げる.前者の協力行動については,エルンスト・フェールらの研究を,後者の嗜癖に関しては,ドン・ロスらのギャンブル依存症に関する研究を検討してみたい.最後に,こうした二つの研究は,ひとまとめに神経経済学と呼ばれているものの,それぞれ異なるアプローチに基づいていることを確認し,その違いが引き起こすと思われる問題を考察する.

このたび東京財団仮想制度研究所VCASI(http: //www.vcasi.org/)では、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)の吉田敬先生をお招きし,以下の要領で第20回VCASIセミナーを開催することとなりました.

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日時:2009年12月14日(月)17:00-18:30

ビデオあり: 
報告ページにビデオあり