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東アジアに相互補完の国際関係の大きな枠組みを!

この青木先生の論文は、東アジアの歴史の観点から、また、アメリカという大国の存在の観点からも、いろいろ考えさせられます。
戦前の日本が、中国や朝鮮半島を軍事力を背景とした植民地主義的な「権益」や「国防」の観点からしか見ることができなかった教訓を踏まえて、「交換の利益」に基づく「雁行」はどのような政治的・経済的・心理的な手順で進めていけばよいのか?また、戦後の冷戦時代から続いているアメリカへの追随的な日本の歩みは、それぞれの自発性からなっている「雁行」とは異質なものであり、アメリカとの関係で東アジアの「雁行」はどのような形になるのか?
青木先生は、「来るべき雁行のフェーズの転移を安定させるように、それらを束ねることのできる政治的枠組みの進化がそれぞれの国に必要である」と述べられておられますが、これは中国における政治的民主化等による制度的な変化が、雁行へ向けた「政治的枠組みの進化」には必要であるということでしょうか?東アジアは、EUのような政治的統合は近未来的には難しい気がします…。
日本にとっては、地理的に文化的に近い東アジアと制度的に近いアメリカとの共同市場を作っていくことが「TPP」や「開国」の目標だと思いますが、それと東アジアの「雁行」をどのように整合させていけばいいのか…重要で大きな課題が有るように思います。

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