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VCASI was implemented as a Tokyo Foundation project from April 2007 through March 2011.

第5回VCASIセミナー「秩序は実在するか?:『法解釈の言語哲学』から」

日時: 
2008年9月15日(月)16時から
場所: 
日本財団ビル3階 A会議室
発表者: 
大屋雄裕氏(法哲学、情報技術による法・政治システムの変容/名古屋大学大学院法学研究科)
コーディネーター: 
瀧澤弘和氏(多摩大学;VCASIフェロー)
概要: 
法理論の伝統的問題は、法解釈が客観的で確定的なものなのかどうかということである。報告者は『法解釈の言語哲学』において、後期ウィトゲンシュタインの言語哲学をもとに規則適用の創造的な性格を指摘し、法を含む規則は適用者・服従者の信念としてしか認識できないと主張した。この報告では、その結論が法解釈や規則の性質という問題に対して持つ含意から、より広く「社会秩序」や「『私』秩序」(何が「人格ある個人」として認められるべきかに関する問題)という、報告者が最近取り組んでいる問題との関連について報告する。