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VCASI was implemented as a Tokyo Foundation project from April 2007 through March 2011.

第7回VCASIセミナー『細胞モデルによる自律性とオートポイエーシス』

日時:    11月19日(水)18時から
場所:      日本財団ビル3階A会議室
発表者:  鈴木啓介氏(人工生命、オートポイエーシス/理化学研究所)
コーディネーター: 森田真生氏(VCASI研究助手)
概要:   生命と認知の理論を目指したオートポイエーシスを細胞モデルを用いて紹介する。自己を維持するということが、環境を
                 知覚し、環境に働きかけることにいかに繋がるかを見ていく。また、オートポイエーシスが含意している自律性、適応性の
                 概念が、身体性認知科学、ロボティクス分野における自律エージェントの設計とどのように関係するかを議論したい。身体性
                 認知科学、ロボティクス分野における自律エージェントの設計とどのように関係するかを議論したい。いて紹介する。自己を
                 維持するということが、環境を知覚し、環境に働きかけることにいかに繋がるかを見ていく。また、オートポイエーシスが含意し
                ている自律性、適応性の概念が、身体性認知科学、ロボティクス分野における自律エージェントの設計とどのように関係する
                かを議論したい。


さる2008年11月19日(水),理化学研究所の鈴木啓介氏(人工生命)をお招きし,VCASIセミナー「身体性認知科学から細胞モデルによる自律性とオートポイエーシスへ」が開催された.セミナーでは,計算、表象、身体性といった認知科学の歴史的キーワードを振り返った上で、鈴木先生ご自身が開発された細胞モデルを中心に、知覚や行動に関する理論としては近年まで忘却されていたオートポイエーシスの概念が今あらためてどのように重要であるのかについて議論していただいた。

日本で流通している「オートポイエーシス」の概念は自然言語のみで語られることが多く、曖昧な定式化にとどまっている傾向があるが、オリジナルのF.VarelaはSCLモデルと呼ばれる具体的なモデルを同時に提出していた。1970年代につくられたこの人工生命のモデルは、オートポイエーシスの概念に整合的な説明を与えるものであり、近年SCLモデルに再度注目が集まっている。鈴木啓介氏の研究は、SCLモデルを拡張する形で、近年の身体性認知科学の問題を乗り越えようという意欲的な研究である。当日は20名強の参加者が集まり、活発な議論が交わされた。

また鈴木氏の講演後には、F. Varela のドキュメンタリー映画"Monte Grande"が上映された。

 


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