発表者:
木村大治氏 (京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻/文化人類学/http://www.africa.kyoto-u.ac.jp/~kimura/)
概要:
私は常々,伝え合うこと,繋がり合うことを「良き状態」として志向するというコミュニケーション観に違和感を抱いてきた。人と人とが共に在るとは,たとえば互いのつながりをあえて「切る」といった,より多様な状況を含み込んだものではないだろうか。この発表では,アフリカの二つの社会における,日本人にとってはたいへん違和感の感じられる,しかしおそらく文化的には練り上げられてきたであろう「共在」の状況を動画を用いて紹介した後,それらを包含して記述することをめざした「双対図式」というスキームを提示する。
参考図書:
『共在感覚- アフリカの二つの社会における言語的相互行為から』(2003) 京都大学学術出版会
参考ウェブサイト:
http://www.africa.kyoto-u.ac.jp/~kimura/co_presence/wmp_large.html
木村先生が記録されたボンガンドやバカ・ピグミーの動画を見ることができます。
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このセミナーでは、木村先生のフィールドワークとご研究に基づき、主にアフリカのボンガンド族とバカ族に見られる非常に特異な発話形式を動画や音声を交えてご紹介していただくとともに、そこから浮かび上がる「共在」の多様な在り方について議論を喚起していただきます。
なお、木村先生のご研究については、すでに上に挙げた
web siteなどをご覧ください。
ご都合のつく方はぜひご参加いただければと思います。
参加を希望する方は下記のアドレスへメールをお送りください。
event_at_vcasi.org
多くの皆様のご参加をお待ちしております。