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VCASI was implemented as a Tokyo Foundation project from April 2007 through March 2011.

第13回VCASIセミナー「離散凸解析とゲーム理論」

日時: 
2009年6月13日(土)10:30-18:30
場所: 
政策研究大学院大学4階会議室4A
発表者: 
田村明久氏(慶応義塾大学理工学部数理科学科)
概要: 
このたび東京財団仮想制度研究所VCASIでは、慶応義塾大学理工学部数理科学科教授で、組み合わせ最適化、数理計画法がご専門の田村明久先生にご協力いただき、以下の要領で第13回VCASIセミナーを開催することとなりました。

スケジュール:

10:30-12:30…「離散凸解析の基礎」
12:30-14:00…ランチタイム
14:00-16:00…「数理経済学、ゲーム理論、マッチング理論への応用(前半)」
16:00-16:30…コーヒーブレーク
16:30-18:30…「数理経済学、ゲーム理論、マッチング理論への応用(後半)」
18:45-…懇親会

参考論文:
Fujishige, S. and Tamura, A., (2007), "A two-sided discrete-concave
market with bounded side payments: An approach by discrete convex
analysis,'' Mathematics of Operations Research.
Tamura, A., "Applications of discrete convex analysis to mathematical
economics,'' Publications of RIMS, Kyoto University.

参考図書:
室田一雄『離散凸解析の考えかた』(2007年、共立出版/http://www.misojiro.t.u-tokyo.ac.jp/~murota/mybooks.html#ezdcakyoritsu
室田一雄『離散凸解析』(2002年、共立出版/http://www.misojiro.t.u-tokyo.ac.jp/~murota/mybooks.html#dcakyoritsu

参加予定フェロー:
神取道宏先生(ゲーム理論、ミクロ経済理論)
宇井貴志先生(ゲーム理論、ミクロ経済学)
安田洋祐先生(ゲーム理論、ミクロ経済学)
小島武仁先生(ゲーム理論、マーケットデザイン)
瀧澤弘和先生(経済学)
その他

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今回のVCASIセミナーでは、「離散凸解析」と呼ばれる離散数学の一分野の概要およびその数理経済学、ゲーム理論、マッチング理論への応用について、講師の田村先生からご講義いただきます。それを踏まえ、小中学生の学校選択制度医師の臨床研修制度など諸問題に応用されつつあるマッチング理論の理論的フロンティアや個別の制度設計の改善の可能性について、特に学際的な視点から検討することを目指します。

同時に、束論および「単調比較静学」と呼ばれるゲーム理論の一分野の手法を用いたマッチング理論の文献

Adachi, H. (2000), "On a characterization of stable matchings,"
Economics Letters.
Hatfield, J. and Milgrom, P., (2005), "Matching with contracts,"
American Economic Review.
Kandori, K., Kojima, F. and Yasuda, Y., (2009), "Understanding stable
matchings: A non-cooperative approach," Mimeo.

などとの関係を探り、

・主に数学やオペレーションズリサーチの分野で議論されている離散凸解析に基づくマッチング理論
・主にゲーム理論や経済学の分野で議論されている束論や単調比較静学に基づくマッチング理論

の今後の発展可能性についても並行して議論する予定です。

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なお、田村先生のご研究については、web siteをご覧ください。
お忙しい中恐縮ですが、ご都合のつく方はぜひご参加いただければと思います。ご参加可能の方はevent@vcasi.orgにお知らせ下さい。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※休日の大学への入構のため、ご参加の方は必ず事前にご連絡をお願いします。