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各プロジェクト研究会情報

4月21日(水)17:00-19:00
日本財団ビル3F A会議室
安田洋祐
友枝健太郎
成田悠輔
VCASIの研究プロジェクト「学校選択制デザインプロジェクト」の研究成果が、先月『学校選択制のデザインゲーム理論アプローチ』としてNTT出版より出版されました。今回のセミナーでは、本書の理論的な側面に焦点を当てて、その核となる考え方と政策提言をできるだけ分かり易くご紹介させて頂きます。具体的には、学校選択制を分析するための理論的な枠組みであるマッチング理論の基礎(3章)、その理論を実践する形で行われた米国における制度設計の事例(2・4章)、さらにコンピュータ・シミュレーションを用いながら独自の視点で分析した日本の学校選択制の性質と改善案(6章)について、それぞれ30分ずつ講演させて頂きます。

講演は書籍内容とある程度オーバーラップしますが、書籍内容を前提知識とはしておりません。また、今後のプロジェクトの方向性や直近の研究成果など、本書に盛り込まれていない内容についても講演の中で若干取り上げる予定です。今回のセミナーでは、学校選択制をめぐる理論的な考え方や枠組みの理解に焦点を当てます。時間の都合上、細かな制度的な背景や現状(1・2章)についてはほとんど触れることができないと予想されますので、この点は十分ご注意下さい。

発表終了後に30分程度、質問やディスカッションの時間を設けております。ぜひ、参加者の方々も積極的に議論に加わって頂ければ幸いです。
2009年4月20日(月)16時から
日本財団ビル3階A会議室(http://www.vcasi.org/access.html)
赤林英夫先生(慶応義塾大学経済学部/教育の経済学、家族の経済学、労働経済学)
学校選択と教育バウチャーに関する諸外国の研究例をいくつかとり挙げ、議論の整理を行うと共に、わが国における代表的なバウチャー政策である(と考えられる)私立高等学校授業料減免制度の効果の分析結果の一部を紹介する。
2009年3月6日(金)16時から
日本財団ビル3階 A会議室
吉田あつし氏(筑波大学システム情報工学研究科/教育データ、医療データの統計分析、 医療システムと倫理)
このたびVCASIでは、筑波大学システム情報工学研究科に在籍で、教育データ、医療データの統計分析、医療システムと倫理がご専門の吉田あつし先生にご協力いただき、以下の要領で第5回VCASI学校選択制デザインプロジェクト連続研究会「学校選択制を考える」を開催することとなりました。
この発表では、以下の3つの点について報告します。
  1. 足立区の公立中学校を例にとって、学校選択制の導入後、生徒のふるい分け(StudentSorting)は起こっているのか、学校間の成績の格差は拡大しているのかの検証結果
  2. 足立区及び23区全体のデータを用いて、学校選択制の導入の結果、学校の質が地価に与える効果が小さくなったのかを検証した結果
  3. 23区全体のデータを用いて、学校選択制の導入が私立中学への進学率や私立中学の学費に与えた影響についての報告
2008年12月16日(火)13:00から
日本財団ビル3階 A会議室
小島武仁氏(Yale大学;VCASIフェロー)
安田洋祐氏(政策研究大学院大学;VCASIフェロー)
メカニズムデザイン理論やマッチング理論の学校選択制への応用に関する最新の学術論文の輪読を通じ、実際に全国各地で導入が進められている学校選択制について現状分析や政策提言を行なっていく上でのひとつの理論的基礎を身につけると同時に、必要に応じてそれらの理論に基づくアプローチの限界や補完的アプローチの可能性について検討することを目指します。

第4回の今回は、以下の文献に関する報告です。
  1. YK Che and F Kojima. (2008). "Asymptotic Equivalence of Probabilistic Serial and Random Priority Mechanisms." Mimeo.
  2. A Abdulkadiroglu, YK Che, Y Yasuda. (2008). "Expanding "Choice" in School Choice." Mimeo.

2008年12月9日(火)13:00から
日本財団ビル2階 第1会議室
友枝健太郎氏(東京大学大学院)
佐藤孝弘氏(東京財団)
メカニズムデザイン理論やマッチング理論の学校選択制への応用に関する最新の学術論文の輪読を通じ、実際に全国各地で導入が進められている学校選択制について現状分析や政策提言を行なっていく上でのひとつの理論的基礎を身につけると同時に、必要に応じてそれらの理論に基づくアプローチの限界や補完的アプローチの可能性について検討することを目指します。
臨時開催となりました第3.5回の今回は、以下の文献に関する報告です。
  1. 「日本の学校選択制における制度設計---マッチング理論を用いた分析---」(友枝氏)
  2. 「地方自治体の現状について」(佐藤氏)

2008年12月2日(火)13:00から
日本財団ビル3階 A会議室
友枝健太郎氏(東京大学大学院)
メカニズムデザイン理論やマッチング理論の学校選択制への応用に関する最新の学術論文の輪読を通じ、実際に全国各地で導入が進められている学校選択制について現状分析や政策提言を行なっていく上でのひとつの理論的基礎を身につけると同時に、必要に応じてそれらの理論に基づくアプローチの限界や補完的アプローチの可能性について検討することを目指します。
第3回の今回は、以下の文献に関する報告です。
  1. A Abdulkadiroglu, PA Pathak, AE Roth. (2005). "The New York City High School Match." American Economic Review.
  2. A Abdulkadiroglu, PA Pathak, AE Roth. (2008). "Strategy-proofness vs. Efficiency in Matching with Indifferences: Redisigning the NYC High School Match." Mimeo.

2008年11月18日(火)13:00から
日本財団ビル3階 A会議室
成田悠輔氏(VCASI研究助手)
メカニズムデザイン理論やマッチング理論の学校選択制への応用に関する最新の学術論文の輪読を通じ、実際に全国各地で導入が進められている学校選択制について現状分析や政策提言を行なっていく上でのひとつの理論的基礎を身につけると同時に、必要に応じてそれらの理論に基づくアプローチの限界や補完的アプローチの可能性について検討することを目指します。
第2回の今回は、以下の文献に関する報告です。
  1. A Abdulkadiroglu, PA Pathak, AE Roth, T Sonmez. (2005). "The Boston Public School Match." American Economic Review.
  2. A Abdulkadiroglu, PA Pathak, AE Roth, T Sonmez. (2006). "Changing the Boston School Choice Mechanism: Strategy-proofness as Equal Access." Mimeo.

2008年11月4日(火)13:00から
日本財団ビル3階 A会議室
瀧澤弘和氏(多摩大学:VCASIフェロー)
渡邊泰典氏(東京大学大学院ものづくり経営研究センター:VCASI助手)
このたびVCASIでは、新たにフェローに加わっていただいた安田洋祐氏(政策研究大学院大学)らを中心に「学校選択制デザインプロジェクト」(SchoolChoiceDesignProject)を立ち上げ、地方自治体と連携しつつメカニズムデザイン理論などの理論的裏付けに基づく学校選択制についての現状分析および政策提言を行なっていくことになりました。
この研究会では、メカニズムデザイン理論やマッチング理論の学校選択制への応用に関する最新の学術論文の輪読を通じ実際に全国各地で導入が進められている学校選択制について現状分析や政策提言を行なっていく上でのひとつの理論的基礎を身につけると同時に、必要に応じてそれらの理論に基づくアプローチの限界や補完的アプローチの可能性について検討することを目指しています。
第1回目研究会の今回は以下の文献に関する報告を行います。
  1. A Abdulkadiroglu and T Sonmez. (2003). "School Choice: A Mechanism Design Approach." American Economic Review.
  2. Y Chen and T Sönmez. (2006). "School Choice: An Experimental Study."Journal of Economic Theory.
  3. J Pais and Á Pintér. (2008). "School Choice and Information: An Experimental Study on Matching Mechanisms." Games and Economic Behavior.