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各プロジェクト研究会情報

2010年11月6日(土) 14:00-16:00
日本財団ビル3階 東京財団A会議室
川越敏司(経済学/公立はこだて未来大学,VCASIフェロー)
川島聡(法学/東京大学大学院経済学研究科)
中根成寿(社会学/京都府立大学公共政策学部)
VCASIの2009年度プロジェクト「インクルーシブな社会を目指した障害者政策の構築」では,2006年12月に国連総会で採択された障害者の権利条約の批准を控えた日本で,どのように障害者政策をデザインしていくべきかについて,経済学者,社会学者,法学者,障害学者が膝をまじえて議論してきました.その中心的なコンセプトは,障害者の被っている不利益の原因を個人の医学的症状ではなく,社会のあり方にもとめるという「障害の社会モデル」です.このプロジェクトでは,この枠組みを共通基盤として,ベーシック・インカム,ダイレクト・ペイメント,アファーマティブ・アクション,応益負担と応能負担といった政策的諸問題について,学際的な検討をしてきました.今回の研究会では,今までの議論を総括し,今後の課題を探ります.
4月21日(水)17:00-19:00
日本財団ビル3F A会議室
安田洋祐
友枝健太郎
成田悠輔
VCASIの研究プロジェクト「学校選択制デザインプロジェクト」の研究成果が、先月『学校選択制のデザインゲーム理論アプローチ』としてNTT出版より出版されました。今回のセミナーでは、本書の理論的な側面に焦点を当てて、その核となる考え方と政策提言をできるだけ分かり易くご紹介させて頂きます。具体的には、学校選択制を分析するための理論的な枠組みであるマッチング理論の基礎(3章)、その理論を実践する形で行われた米国における制度設計の事例(2・4章)、さらにコンピュータ・シミュレーションを用いながら独自の視点で分析した日本の学校選択制の性質と改善案(6章)について、それぞれ30分ずつ講演させて頂きます。

講演は書籍内容とある程度オーバーラップしますが、書籍内容を前提知識とはしておりません。また、今後のプロジェクトの方向性や直近の研究成果など、本書に盛り込まれていない内容についても講演の中で若干取り上げる予定です。今回のセミナーでは、学校選択制をめぐる理論的な考え方や枠組みの理解に焦点を当てます。時間の都合上、細かな制度的な背景や現状(1・2章)についてはほとんど触れることができないと予想されますので、この点は十分ご注意下さい。

発表終了後に30分程度、質問やディスカッションの時間を設けております。ぜひ、参加者の方々も積極的に議論に加わって頂ければ幸いです。
2009年2月27日(土)12:00から
日本財団ビル3階 A会議室
中根成寿(京都府立大学福祉社会学部)
本 プロジェクトでは、「障害者の権利条約」に含まれている人権価値(尊厳、自律、平等、参加)の含意を明らかにしながら、雇用や所得保障をめぐる障害者問 題を実証的に検証し、障害の有無を問わず誰もが住みやすいインクルーシブな社会をデザインする構想の中に障害者政策を位置づけるために、具体的な政策提言 を試みます。

第7回研究会の今回は、以下の点について報告します。
「ダイレクトペイメント・知的障害者・セルフアドボカシー」
2009年1月9日(土)14:00から
日本財団ビル3階 A会議室
吉原直毅(一橋大学経済研究所)
本プロジェクトでは、「障害者の権利条約」に含まれている人権価値(尊厳、自律、平等、参加)の含意を明らかにしながら、雇用や所得保障をめぐる障害者問 題を実証的に検証し、障害の有無を問わず誰もが住みやすいインクルーシブな社会をデザインする構想の中に障害者政策を位置づけるために、具体的な政策提言 を試みます。

第6回研究会の今回は、以下の点について報告します。
「政策基礎理論としての厚生経済学:限界と今後の可能性」
2009年12月10日(木)19:00から
日本財団ビル3階 A会議室
長江亮(早稲田大学高等研究所)
本プロジェクトでは、「障害者の権利条約」に含まれている人権価値(尊厳、自律、平等、参加)の含意を明らかにしながら、雇用や所得保障をめぐる障害者問 題を実証的に検証し、障害の有無を問わず誰もが住みやすいインクルーシブな社会をデザインする構想の中に障害者政策を位置づけるために、具体的な政策提言 を試みます。

第5回研究会の今回は、以下の点について報告します。
「障害者施策における応能負担正当化議論についての客観的妥当性について」
2009年10月24日(土)13:00から
日本財団ビル3階 A会議室
川越敏司(公立はこだて未来大学;VCASIフェロー)
岡部耕典(早稲田大学)
中根成寿(京都府立大学)
本プロジェクトでは、「障害者の権利条約」に含まれている人権価値(尊厳、自律、平等、参加)の含意を明らかにしながら、雇用や所得保障をめぐる障害者問題を実証的に検証し、障害の有無を問わず誰もが住みやすいインクルーシブな社会をデザインする構想の中に障害者政策を位置づけるために、具体的な政策提言を試みます。

第4回研究会の今回は、以下の点について報告します。
1.岡部耕典 「民主党が考えている新たな「税」のかたち」
2.中根成寿「立岩真也の社会学と近著『税を直す』の概要」
3.「最適所得税論入門」
2009年7月11日(土)13:00から
日本財団ビル3階 A会議室
岡部耕典(早稲田大学)
中根成寿(京都府立大学)
本プロジェクトでは、「障害者の権利条約」に含まれている人権価値(尊厳、自律、平等、参加)の含意を明らかにしながら、雇用や所得保障をめぐる障害者問題を実証的に検証し、障害の有無を問わず誰もが住みやすいインクルーシブな社会をデザインする構想の中に障害者政策を位置づけるために、具体的な政策提言を試みます。
2009年05月30日 13:00から
日本財団ビル3階 A会議室
川越敏司氏(公立はこだて未来大学;VCASIフェロー)
川島聡氏(東京大学)
この度VCASIでは、公立はこだて未来大学の川越敏司先生を中心に「インクルーシブな社会を目指した障害者政策の構築」と題し、障害学と経済学と法学の学際的共同研究の成果に基づいて、「障害者の権利条約」批准に向けて障害者政策の提言を行うこととなりました。
この条約は、障害者の被っている不利益の原因を個人の医学的症状ではなく社会の在り方に求めその不利益を人権問題として解決しようという考えに基づくもので今後の日本の障害者政策を大きく変えるであろうと考えられています。
本プロジェクトでは、この条約に含まれている人権価値(尊厳、自律、平等、参加)の含意を明らかにしながら、雇用や所得保障をめぐる障害者問題を実証的に検証し、障害の有無を問わず誰もが住みやすいインクルーシブな社会をデザインする構想の中に障害者政策を位置づけるために、具体的な政策提言を試みます。
2009年4月20日(月)16時から
日本財団ビル3階A会議室(http://www.vcasi.org/access.html)
赤林英夫先生(慶応義塾大学経済学部/教育の経済学、家族の経済学、労働経済学)
学校選択と教育バウチャーに関する諸外国の研究例をいくつかとり挙げ、議論の整理を行うと共に、わが国における代表的なバウチャー政策である(と考えられる)私立高等学校授業料減免制度の効果の分析結果の一部を紹介する。
2009年3月6日(金)16時から
日本財団ビル3階 A会議室
吉田あつし氏(筑波大学システム情報工学研究科/教育データ、医療データの統計分析、 医療システムと倫理)
このたびVCASIでは、筑波大学システム情報工学研究科に在籍で、教育データ、医療データの統計分析、医療システムと倫理がご専門の吉田あつし先生にご協力いただき、以下の要領で第5回VCASI学校選択制デザインプロジェクト連続研究会「学校選択制を考える」を開催することとなりました。
この発表では、以下の3つの点について報告します。
  1. 足立区の公立中学校を例にとって、学校選択制の導入後、生徒のふるい分け(StudentSorting)は起こっているのか、学校間の成績の格差は拡大しているのかの検証結果
  2. 足立区及び23区全体のデータを用いて、学校選択制の導入の結果、学校の質が地価に与える効果が小さくなったのかを検証した結果
  3. 23区全体のデータを用いて、学校選択制の導入が私立中学への進学率や私立中学の学費に与えた影響についての報告