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小林 慶一郎

小林 慶一郎

専門分野

マクロ経済学(理論)

関心テーマ

担保制約と景気循環、金融危機、産業構造変化と所得格差

最近考えていること、など

  1. 経済システムの自己言及性
    たとえば、企業の株式を(金融機関を経由して)他の企業が保有するという構造は、現実の経済でよく見られる現象だが、自己言及性の一例と考えることもできる(企業が企業を保有する)。企業の株式が運転資金借り入れの担保として機能する経済では、企業の自己保有構造があると、均衡が連続無限になるなど、面白い現象が発生する。
  2. ストック変数からフロー変数への働きかけ
    不良債権(ストック変数)が、生産(フロー変数)を悪化させるような現象に関心がある。産業構造変化(製造業からサービス業へ)もストック変数の変化とも言えるが、それが賃金所得(フロー変数)の分散を広げる、というようなことが考えられないか、検討中。

 

主要既刊書籍・論文など

  • Kobayashi, Keiichiro, “Payment uncertainty, the Division of Labor, and Productivity Declines in Great Depressions.” Review of Economic Dynamics, Vol. 9, No. 4, pp. 715—741, October, 2006.
  • Kobayashi, Keiichiro, "Forbearance Impedes Confidence Recovery," Journal of Macroeconomics (2007) 29(1): 178-188.
  • Kobayashi, Keiichiro, and Masaru Inaba, "Business Cycle Accounting for the Japanese Economy," Japan and the World Economy (2006) 18(4): 418-440.

新刊または進行中の著作

  • Kobayashi, Keiichiro. (2007). ``Payment Uncertainty and the Productivity Slowdown.’’ Macroeconomic Dynamics. April 2007; 11(2): 231-48.
  • Kobayashi, Keiichiro, Kengo Nutahara (2007). ``Collateralized capital and news-driven cycles.’’ Economics Bulletin, vol. 5(18), pages 1-9.
  • Kobayashi, Keiichiro, and Masaru Inaba, “Debt-Ridden Equilibria – A simple theory of Great Depressions,”RIETI Discussion Paper Series 07-E-035.

ホームページ

http://www.rieti.go.jp/users/kobayashi-keiichiro/index.html

所属

独立行政法人経済産業研究所