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実験経済学入門---完璧な金融市場への挑戦---

Author(s)

ロス・M・ミラー (訳)川越敏司監訳, 望月衛訳

Published Date

Sun, 2008-03-02

Publisher

日経BP社

Abstract

経済学は物理や化学のように実験することができない――この常識を覆し、実験経済学という分野を確立したヴァーノン・スミスは、この業績により2002年にノーベル経済学賞を受賞した。本書は、ヴァーノン・スミスが市場実験の手法を確立していく過程をたどりながら、実験室でバブルや暴落を再現できる仕組みをわかりやすく解説する。日本では2006年1月に東京証券取引所が株式取引の全面停止に追い込まれ、機能不全に陥った。同様の事態はNY証券取引所で1997年の「ブルーマンデー」と1987年の「ブラックマンデー」でも起きている。本書ではこの二つの暴落について分析し、実験経済学の成果を応用することでこのような惨事を回避する“賢い”市場の可能性を探っている。実験経済学の背景には、ミクロ経済やマクロ経済のみならず、ここ数年で応用が進んでいるゲーム理論や経済心理学などがある。本書は、これらについても丁寧に解説しており、金融のプロのほか、一般投資家や学生も対象読者となる。


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