Author(s)
鶴光太郎
Published Date
Sat, 2006-07-01
Publisher
日本経済新聞社
Abstract
バブル崩壊以後、「失われた15年」という大調整期を経て、日本の経済システムのどこが変わったのか、また、その「かたち」はどうなるかについて、比較制度分析、組織の経済学といった最新理論を駆使して分析したのが本書である。結論としては、市場型システムが機能するためには法制度・司法制度といった市場取引の土台の制度基盤が重要であり、民主導の「ソフトな制度」と官主導の「ハードな制度」を区別することで、グローバル・スタンダードの形式的な移入は失敗しやすいこと、また、今後の改革の視点としては、成長のボトルネックを除去する観点から、「人と組織」の改革の重要性を強調している。
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