Language: 日本語 English

非西欧圏の経済学-土着・伝統的経済思想とその変容 (シリーズ「経済思想」第11巻)

Author(s)

八木紀一郎(責任編集)ほか7人 (中村尚司、小室正紀、西岡幹雄、三田剛史、 山本裕美、加藤博、石井一也)

Published Date

Tue, 2008-01-01

Publisher

日本経済評論社

Abstract

日本で経済学史・経済思想史研究が盛んなことは、外国人研究者を一様に驚かせる。しかし、研究の対象は近現代の西洋の経済学・経済思想がほとんどで、非西欧圏については、自国日本での西洋経済学の導入の研究がほそぼそとおこなわれてきたに過ぎなかった。これはおそらく、明治期以降の日本の大学等での経済学教育のなかで、経済学史が西洋由来の経済学を学生に対して親しみやすく理解させるための導入的な科目として位置づけられていたことによるものであろう。 しかし、現在の私たちは、1)近代西洋での発展を自明のものとする基準から自由になったより普遍的な視野を必要としている、また、2)近代の日本の経済学・経済思想を理解するためにも、中国・韓国などの東アジア、欧州周辺部、南アジアや中東地域の経済学・経済思想の変容との比較が有益である。そのためにも、前近代期の経済思想や非西欧圏での経済思想の変容・西洋経済学導入の比較研究が本格的に開始されることが望ましい。 私はこの領域での専門家ではないが、シリーズ「経済思想」の編集委員と刊行出版社にご同意いただいて、上記のような考えにもとづいて本書を編集した。版元の日本経済評論社の許可をえて、編集意図と、内容構成、また編者が考えているグローバリゼーションと地域経済思想の関連についての構図を説明した「序文」のアプロードが可能になったので、それも参照いただきたい。


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