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Mission

VCASI(ヴィカシとお読みください)とは、Virtual Center for Advanced Studies in Institution[制度にかかわる仮想高等研究所]の呼称です。それは、社会・人文科学研究の最先端にあるフェローたちが、現実の場やインターネット技術を用いて交流しながら、制度研究の新境地を開こうという試みです。それは青木昌彦を主宰とする東京財団のプロジェクトとして行われます。

研究対象

社会のゲームのルールとしての制度を研究します。制度の基本的な役割,特徴と変化;文化・社会規範・国家・市場・組織などの制度の具体相とそれらの相互関連性;制度との関わりで見た政策や公論の有効性などをかんがえます。

メンバー

経済学、政治学、社会学・法学・歴史学・認知科学・言語学などの社会科学・人文科学の諸分野で最先端の制度研究を行っている研究者たちです。フェローリストはこちらをご覧ください。

研究所内

・独自に開発するネット型仮想研究所システム上で、バーチャルセミナーを行います。これらはまだ非公開ですが、サンプルはこちらでご覧いただけます。
・リアルな場での研究会をもちます。 対外的アウトプット
・それらの最先端の制度研究の成果をワーキングペーパーとしてサイト上で公開します。
・数ヶ月に一度のペースでリアルの公開カンファレンスを開催します。
・成果の論文・書籍の形で出版します。また雑誌、言論誌などへの寄稿を行います。
・関連論文・書籍リスト、用語集など制度研究のために必要なリソースをサイト上に集積し、研究者や学生の研究活動を支援します。
より詳しい活動については、こちらのPDFをご覧ください。

研究テーマ

1.基礎理論領域
基礎理論領域では、様々な制度的現象が共通して持つ特徴・役割変化などの本質的理解を追求していきます。ゲーム理論を主要なツールとしながら、認知科学、 言語学、哲学など他の分野とのコラボレーションを図りつつ議論を深めていきます。このレベルの議論は特に超学際的な議論が必要となるので、逐次的に「制度 をどう概念化するか」などといったレベルから議論を掘り起こしていきます。

2.実体論領域
実体論領域では、社会、政治、経済など、人間社会における相互関係のさまざまなドメインにあらわれる文化、社会規範、慣習、国家、市場、組織などの制度の 実体相を研究します。そして、様々な国や地域でそれらが現れる多様性や、異なるドメインの制度同士がどう関連しあっているのかについて、具体的知見を取り 入れつつ従来の学問分野を超えて議論していきます。

3.政策分析
以上の基礎理論、応用理論によって開発された概念枠組みや知見を用いながら、個別具体的な諸問題につきどのような政策的含意が得られるかを議論します。