
学校選択制デザインプロジェクトとは何か?
公立小学校や公立中学校の生徒達が、従来の通学区域にしばられることなく複数の選択肢の中から学校を選ぶことを可能にする「学校選択制」は、今日最も注目を集めている政策問題の一つです。
1998年の三重県紀宝町を皮切りに全国で導入が進められているこの新しい制度を巡っては、生徒の学力や学校間格差に与える影響などを中心に導入当初より活発に議論 や研究が行われてきました。
しかし、従来の議論においては学校選択制自体の是非にもっぱら関心が集まり「現行方式による選択制が本当に望ましいのか?」 「より多くの学生がより行きたい学校へ通うことができる新方式は考えられないか?」といった制度選択・制度設計の視点が残念ながら抜け落ちていたのです。
こうした問題に対処するために、東京財団仮想制度研究所(VCASI)は2008年10月より「学校選択制デザインプロジェクト: School Choice Design Project (SCDP)」という学校選択制に焦点を絞った研究プロジェクトを立ち上げました。
SCDPでは
- 教育現場との連繋を通じて日本における学校選択制の現状を分析すると共に
- 学校選択制に関する最新の学術成果や海外における制度選択の事例を研究して
- 具体的な新制度の設計および制度変更へ向けた政策提言を行っていく
ことを目標としています。
実務と理論をうまく融合させながら、より良い学校選択制を目指して今後の活動を展開します。
メンバー紹介
- 安田洋祐(政策研究大学院大学) プロジェクトリーダー
- 川越敏司(公立はこだて未来大学)
- 小島武仁(Stanford大学)
- 佐藤孝弘(東京財団)
- 瀧澤弘和(中央大学)
- 友枝健太郎(東京大学大学院)
- 成田悠輔(東京大学大学院)
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